2021年2月1日

ミャンマーでクーデターが発生した

 

2011年暫定政権が始まったあと、

2015年の選挙では国民民主連盟が勝利し民意を受け、

2016年政権が発足した。だが国軍はそれ以降も権力を持ち続け、

2021年国軍はクーデターを起こし、この一日で国軍は政権を掌握し、民主化を進めようとしたアウンサンスーチーさん他を拘束した。

 

そして5年後の2026年1月、今月、国軍主導の3回目の最終総選挙が行われた。

2回目ですでに国軍系政府の勝利は確実となっていた。

投票率は50%程度で、多くの市民は棄権したという。

 

その選挙の実体はニュースで放映もされていた。

 

 

だが、

ロヒンギャ難民の問題は、この外にある。

アウンサンスーチーさんでさえこの問題を優先順位に入れていない。

たぶん宗教も関係しているのだろうという(ミャンマーは仏教国、ロヒンギャ民族はイスラム教)

 

隣国バングラディシュには、ロヒンギャ難民のキャンプがある。

一番大きなものは、100万人いる。世界で一番大きな難民キャンプだ。

100万人。

これほどの数の民族が、国を出て、隣国のバングラディシュの難民キャンプにいる。

 

ロヒンギャ民族には国籍がない。

ミャンマーではバングラディシュから流入した”不法移民”という立場になっている。

修学できず、正式な就職もできない。

 

居場所がなく難民キャンプで、支援で生活を続ける。

だけど、支援を待っている人たちはここだけではない。

他の難題が世界中で発生していて、ここへの配分が減ったりしている。

 

このキャンプで、子どもを産む。

未来を産む。

自分の血が民族が消滅しないようにという祈りも込められているかもしれない。

 

元気に生まれてこれない子どももいる。

 

そういうとき、いとうせいこう氏はこう思う。

 

”他人ごとではない。俺の子供も早産で生まれた”

当時三歳だというお子さん。出生後しばらく仕事をセーブしていたとも聞く。

 

命を守る、見守る、いとうさんの人柄が随所伝わってくる。

 

家族のために危険には飛び込まない。だけど、危険この上ないのはわかっているが、この地を自分の目で見たい、そう思って、いとうせいこう氏は、2024年バングラディシュを訪ねた。世界で何が起こっているのか。

 

 

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読んで、何もできないが、読んで、知る。

 

 

 

著書:「国境なき医師団」をそれでも見に行く 戦争とバングラデシュ編

著者:いとうせいこう

発行:講談社 2025/4第一刷