2025年11月14日

嵐山光三郎さんが亡くなられた。肺炎。享年83歳。

今年9月まで執筆活動をされていたという。

 

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磯田道史さんが、歴史家として定期的にコラムを載せている中で、嵐山光三郎さんの訃報を悼んでいる箇所があり、飾りのない文でまっすぐに気持ちが伝わってきた。

 

手元にその文はないが、

いっしょに時間を過ごしたかった思いと、慕う気持ち、に溢れていた。

”弔辞”にはならないほど瞬間の言葉でかなしんでいた。

 

そのなかで、嵐山さんが、誰かが亡くなったら弔辞を読むより本の一冊でも読んでくれた方が喜ぶだろうと言ってたから、これから「爺の流儀」でも読もう。とあった。

 

 

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「爺の流儀」このエッセー集は2025年2月に発行されている。

 

この最後に「死は人生最後の愉しみ」というエッセーが収録されている。

 

年を取っていくこと、死が身近にあること、

そういうことを嘆くのでなく、悟るのでなく、ガンガンと、受け止める。

 

”年をとったらヨロヨロと下り坂を楽しめばいい”

 

 

強い意志と力に溢れた言葉だった。

 

 

著書:「爺の流儀」

著者:嵐山光三郎

発行:ワニブックス 2025年2月初版