タイトルを見ただけで、何を伝えようとしてくれているのかが、よくわかる。
なにもできないけど、読むことはできる。
「戦争孤児」として生きた思いを、胸に刻む。
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小学生が読んで理解できる内容になっている。
挿絵は、もし実写真だとしたら掲載できなかったものもある。
そして、差別について考える。
「戦争孤児」「原爆孤児」と見下すように向こうの方で言われたこと。
著者は受け流しているが、こういうことは、豊かな今の時代でも変わっていない。
「震災児」と言われ子供が教室に居づらかったことが報道であっていた。
「痛み」を受けた被害者の方が世間から線を引かれたりする。
その人のどうしようもない痛みを「傷」にしてしまうのは、社会だ。
著書:「わたくし96歳が語る16歳の夏~1945年8月9日~」
著者:語り:森田富美子 聞き手・文:森田京子(富美子さんの長女)
イラスト:ながしまひろみ
発行:KADOKAWA 2025/7/19初版
