写真は、ナデシコ(ピンクパフューム)。記事とは関係ない。

 

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2024/6/13 読売新聞 朝刊コラム『編集手帳』より

 

ピアニストの竿下和美さんの話に引用している、

正岡子規の『病牀六尺』の一節が、心に強くひびく。

 

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(部分抜粋)

死の3か月前のことである。

正岡子規は『病牀六尺』にこう書きつけた。

〈悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、

悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた〉

 

 

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写真は、記事とは関係ない。

2024/6/13撮影 近隣植物園入口プランターに咲いていたもの

 

色がやわらかく、ちいさく、澄んだきもちになる。

”ピンクパフューム”というくらい芳香らしいが、においはかいでなく心残り。