CD;

「Sounds of Americas」村治奏一 ギターソロ

「ダンサ・ブラジレイラ」「ブラジル風バッハ№5」「魅惑の瞳」他全16曲

 

レコーディング:2006/3/15-18

 

使用ギター: H.Hauser Ⅱ.1959

 

 

*村治奏一さん(1982生まれ)

2006/3…ワシントン ケネディ・センターで、米国デビュー。ソロ・リサイタル。

「Sounds of Americas」は4枚目のアルバム

 

 

北米ジャズの曲と南米ブラジルの曲で作られたアルバム。

 

街をオフで気の向くまま歩いているような、

強い陽射しの中の木陰で、大地の動かない空気の中で、人のいないカフェの奥で、

ひとり想いのまま弾いているいるような雰囲気。

 

村治奏一さんのCD評として、”リリカル”という言葉がよく使われているが、

どんなにリズムにのっていても、詩的だ。

 

🎵ダンサ・ブラジレイラ

リズムに軽快に乗り、そしてたぶん超技巧なのだろうが、その難しさがおもしろくてさらに曲に乗っているような、一気に駆け抜ける激しさが情熱的で魅かれる。

しかもクラシックの気品や繊細さを大事にしているところは根幹としてぶれない。

 

🎵ブラジル風バッハ №5

静かな曲も、気をそらさない。

弦の響きや、楽器の楽しさも加わり、一編の詩のようだ。

 

🎵魅惑の瞳

穏やかな曲だが、けっして静かなだけではない。

内に込めた激しさを感じるのはなぜだろう。