CD;

「SPARKS」 ソロギター 村治奏一

 

「SPARKS」「バッハ フーガBWV.1000」「ブエノスアイレスの春」「トリステーザ」他全13曲

 

2014年発売

 

🎵SPARKS

作曲:藤倉大

 

これもギターなのかと戸惑った

ハーモニクスというギター奏法のひとつという

 

■CD扉裏 村治奏一さんの言葉 より 全文:

 

ギターの奏法のひとつに、ハーモニクスというものがあります。

すべての音は「基音」といって、もととなる音に「倍音」という装飾ともいえる響きが含まれています。

その装飾、つまり倍音だけを鳴らす弾き方を、ハーモニクス奏法といいます。

基音は豊かな音が持続しますが、ハーモニクスは、はかなく一瞬で減衰します。

 

〈sparks〉は、そのはかなくも美しい瞬間をとらえた曲です。

1分ほどの長さですが、大部分がハーモニクスで作曲されています。

ハーモニクスによって、さまざまな色の共存を可能にしています。

その姿は、さながら色とりどりの光を放つ「火花」のよう、一瞬の美しいきらめきなのです。

 

そしてそのありかたは、クラシックギターそのもの、さまざまな時代や文化の中で、色あざやかに変化をとげ、輝きをつづけていくのです。

 

 

 

CDを聴いただけではよくわからなかった。

演奏を動画で見て、ギターの音だと実感する。

クラシックギターの楽器と遊んでいるような曲。たのしい。