:林檎の木伐り倒し家建てるべしきみの地平を作らんために(抜粋)

:きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えんとする(抜粋)

 

寺山修司の短歌が載っていたのがうれしく、本書を手に取る。

結婚する頃の歌。

新しい二人の居場所を作る幸せが伝わる。

 

寺山を囲む錚々たる面々たちの名前が出てくる。

 

先日亡くなった脚本家の山田太一さんも、早稲田大学同窓で深い親交があったことで知られる。享年89歳。6年前に脳出血を発症されていたが、老衰によりご逝去。(1934/6/6ー2023/11/29)   

 

寺山修司。亡くなって40年になるが、いまだに存在感は大きい。

肝硬変と腹膜炎による敗血症のためご逝去。享年47歳。(1935/12/10ー1983/5/4)

アングラ劇団「演劇実験室・天井桟敷」(1967初上演)を九條今日子らと結成。

 

九條今日子。肝硬変による食道静脈瘤破裂のためご逝去。享年78歳。(1935-2014)

SKD(松竹歌劇団)の踊子で、その後、九條今日子の芸名で女優となる。

1962年(28歳)寺山修司と結婚し、「天井桟敷」を作り、離婚後も劇団のプロデューサーを務め、寺山死後は莫大な借金を返しながら、青森三沢に寺山修司記念館を建て、寺山修司の母はつさんの養女となる。本名 寺山映子。

 

青目海。1946生まれ。「天井桟敷」の創立メンバー。寺山・劇団とは2年程度在籍。

 

 

九條さんの人柄を通して、寺山を語る。

個人的な内面には踏み込んでいない。

 

 

 

著書:「寺山修司 彼と私の物語 ー 九條今日子の告白」

著者:青目海

発行:書肆侃々房 2023/8発行