CD;
東京事変『音楽』
2021/6販売
「一服」は絶品。
曲は軽快でそれぞれの演奏や歌が軽いノリで次へ次へと進んでいくが、
歌詞はほとんどのまじめに生きている社会人へ
”勤勉なあなたいとおしいねそっと讃えたいし安らいで欲しい”(抜粋)
張りつめている糸が一瞬にじむ。
「毒味」「闇なる白」「赤の同盟」「一服」他全13曲
寺山修司のいた昭和の時代のアングラ演劇を彷彿させる。
今、SNSがあったとしても、仮想空間があったとしても、
なま身はここにそのままだ。
若者の個々の思いのやり場のなさを受け止める場所は
たとえばこの椎名林檎の世界なのかもしれない。
「薬漬」より抜粋:
甘いとも辛いとも結局旨いとも言い難い殆どが見込んでいた人畜無害の範疇なの
生きている感じどんどん消えていっちゃう
