都は彼に触れようとして手を伸ばした。

明日死んでも百年生きても、触れたいのは彼だけだった。

(抜粋)

 

プロローグから始まった物語は、

エピローグで大きく回転し、

読み続けていた緊張感がふっと解かれて、泣かせる。

 

著書:「自転しながら公転する」

著者:山本文緒 (1962/11ー2021/10)

発行:新潮社 2020年9月発行