もがいている行為そのものの、逡巡、躊躇の中にこそ、ふっと一瞬、貌を顕す
:出来上がった「作品」の中にではなく、そのもがいている行為そのものの、逡巡、躊躇の中にこそ、ふっと一瞬、貌を顕すのが「詩」というものなのかもしれない
:書き終えた今も、詩とは何かと問う「吉増の文体には、but(しかし)がない。and(そして)で押し通すと誰かが言ったけれど、延々と脇道にそれていくような闘いしかできないのでしょう」
読売新聞2022年㋁13日朝刊 よみうり堂 本 右田和孝さん記
「詩とは何か」吉増剛造(82歳) 講談社現代新書 発行 に伴う特集記事より抜粋
写真は、はるみ(広島産)
