京都国立近代美術館「2024年度 第1回コレクション展」 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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Instagramの内容とほぼ同じです。

富岡鉄斎展の後、コレクション展へ。

好みのものが多かったです✨気になったものをつらつらと📝


まず、ほぼ毎回出ている河井寛次郎


河井寛次郎「愛染鳥子」1920年頃

今回の一番のお気に入り。

河井寛次郎=民藝、ではないのですね。初期に中国や朝鮮の陶磁の名作に倣った作品を作り、高く評価されていたことを初めて知りました。こういう作品も好き。


河井寛次郎「三彩双魚文瓶子」1922


河井寛次郎「ニ彩鳥形注」1924


河井寛次郎「呉州鉄薬扁壺」1934年頃


河井寛次郎「辰砂丸紋扁壺」1950年頃


西洋近代美術は、鮮やかなキュビスム。


アルベール・グレーズ「キュビスム的風景、木と川」1914


パブロ・ピカソ「静物ーパレット、燭台、ミノタウロスの頭部」1938


明治時代の京都・大阪の日本画。

 

塩川文麟「四季山水」1867



奥谷秋石「松渓風雪遊鹿山水之図」部分 明治時代 

とっても素敵!と思ったのに、全体写真を撮るのを忘れてしまった💦


引用・参照の美術


福田美蘭「卵を料理する老婆」1992




一昨年に「スコットランド国立美術館 THE GREATS  美の巨匠たち」展でオリジナルを見たけど、そのベラスケスの作品そのもの。視線を右から左へ移すことで、名画の制作過程を提示しているそう。いろんな角度から見てみました👀


鉄斎を慕う洋画家達


鉄斎は89年の人生の前半は、古い学識の継承者として敬われ、後半は最先端の芸術家たち(日本画や洋画)から注目されたそう。特に高く評価したのが、洋画家たちだったそうです。


梅原龍三郎「雲中天壇」1939年 


梅原龍三郎「富士山之図」1947

梅原龍三郎は、すごく可愛いお花の絵もあったのですが、撮影不可でした。


鍋井克之「月光と海水」1956


里見勝蔵「女の顔」1976年  

強烈な存在感で、見かける度に撮ってしまう。


明治工芸

まだまだ知らない名前だらけ。


初代冨田幸七「水貝蒔絵内朱七寸重箱」明治時代 

貝モチーフは珍しい気がします。


駒井「吉祥図飾壺」明治時代 

緻密!


七代錦光山宗兵衛「花鳥図六角花瓶」明治-大正時代