建仁寺 #1 障壁画と屏風 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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卍お寺シリーズ

前投稿の続きです。

 

建仁寺はお寺では珍しく堂内の障壁画の撮影OKでした🙌 方丈の安土桃山時代の障壁画(海北友松)は複製画に置き換わっています。調べてみると、複製画以前は橋本関雪の障壁画だったよう。こちらも贅沢ですね。ぜひ見てみたいです。



手前に展覧会の絵が置いてあったので、少し見にくいものもあるのですが、記録メモ📝

 

海北友松の襖絵 全て重文、安土桃山時代(16世紀)、複製。建仁寺復興の際に制作された五十面の方丈障壁画群。


●海北友松「竹林七賢図」



●海北友松「雲龍図」



●海北友松「山水図」 


●海北友松「花鳥図」 


●海北友松「琴棋書画図」


海北友松(かいほうゆうしょう)の絵をちゃんと見たのは初めてなのですが、とても好みでした同時代の画家は狩野永徳、長谷川等伯という凄い時代。それぞれに画風が違って興味深いです。

#かいほうゆうしょう、覚えにくいこと、この上なし🙄


●俵屋宗達「風神雷神図」 

国宝、江戸時代、複製。この超有名な風神雷神図が建仁寺所蔵とは知りませんでした。追いかけっこでもしてそうな、楽しそうな風神雷神です。


●田村月樵「唐子遊戯図」 明治時代。


丸っこい子どもが愛らしいです。


見応えたっぷりの障壁画でした。

#まだ続く建仁寺

#大変美しい建物やお庭などは次の投稿で





📝画題メモ


・竹林七賢 ※展覧会目録より

魏晋(3世紀半ば)時代、国難を避け、竹林の中に入り、酒を飲み、楽を奏で、清談(俗世から超越した談論)にふける七人の賢人のこと。当時の権力者・司馬一族による礼教政治(言論の自由が許されない)を批判していたとされ、その自由奔放な言動が後世の人から敬愛された。


・琴棋書画 ※wikipediaより

古代東アジアの文人・士大夫・官僚が嗜むべきとされた芸。四芸とも言う。琴、囲碁、書芸、画芸。