とりあえず、この間に行った美術館の振り返り。
2017/4
オーストリア・ハンガリー帝国と深く関わりがあったことは想像に難くありません。悲運のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと皇妃エリザベートの為にディナーセットを作成したのは有名です。
1826年に創業、万国博覧会で名声を高め、ウィーンのロスチャイルド家、ハプスブルク家、イギリスのヴィクトリア女王などの顧客を得ますが、国がめまぐるしく変わります。オーストリア・ハンガリー二重帝国滅亡後、ハンガリーは独立するも、世界大戦ではドイツに侵略され、大戦終了後は旧ソ連統治下におかれて共産主義国家に。そしてソ連崩壊後は再び独立。
貴族や富裕層向けに手作業の贅沢品を作っていたヘレンドにとって、どれほどの苦難の時代だったでしょうか。
激動の時代の中で、職人達のモチベーションを下げず、人材の流出を防いで世界最高峰の技術を保ち、今も革新を続ける。何より大量生産に流れなかった。驚かされました。
こんな私はヘレンドが大好き。
「ヘレンドのティーカップとお皿でケーキセットが食べられる」というのに心惹かれ、美術館の喫茶室へ入りました。
この日のお昼ごはんは自動的にケーキセット🍰
ヴィクトリアシリーズが出てきました😍
我が家のティーセットをヘレンドで揃えるのが夢。
だけど、一気に揃えると夫が卒倒しそうなので(確実にOK出ない)少しずつ、ね😏