陽射しが心地いい小春日和ですね。
寒い日が続いていても、たまにこんな穏やかな日があると本当にありがたい。
こんな穏やかな日には、
山口百恵さんの『秋桜』が、ふと脳内再生されたりもします。
そして、今日、ローマ教皇が来日されるということで、朝から賛美歌の麗しさにうっとりしたりしています。
その時その時で美しいと感じる歌はたくさんありますが、
今日は、また別の歌に感動したお話しを。
『未知という名の船に乗り』という合唱曲。
先日、思いがけずこの曲の合唱を聞く機会がありまして、
気づいたら、感極まってしまっていたという。
何度も、聞いたことも、歌ったこともある曲なんですけどね、
ただ聞いてこの歌の世界観を感じたことがなかったのかも知れませんね。
今回、とってもストレートに、響きました。
今月は、私にとって
知らないものへの恐怖と向き合った月でした。
知らないもの、初めて出会うもの、変化していくもの…
未知のものと出会ったとき、私はこんな感情を抱き、こんな反応をするのだなぁ。と気づきました。
それが、ただ、知らないというものへ対する怖さによるものだったことも。
そして、日々の学びや気づきを得る中で、私の心や身体が変わって行ってしまうということに対しても、恐怖を感じていたのだということもにも気づきました。
ヨガのポーズで、コブラやトカゲやハト…たくさんのものに変わっていく身体。
その変化に時々ついて行けなくなる私がいます。
「ポーズを通して身体は、いろいろなものに変わっていける。なのに、自分の身体に執着し、変わっていくことに対して恐怖を感じている。どうして、変わることに恐怖を感じるのか。私たちは、もともと何者でもないのに。」
ヨガのクラスで、聞いた言葉が、心の奥でずっと疼いています。
もともと何者でもないのに、私は何者かであると、執着しているのだろうな。
だから、
私の心や身体が変わっていくことが、怖い。
知らない何かに出会って、影響を受けることが、そして変わってしまうことが怖い。
いろいろなものと向き合う度に
私の中には、まだまだ、こんなにも怖いがあったのだなぁと
自分の怖いを発見する度に、うろたえてしまうのですが、
それでも、やっぱり、「怖いはGO!」なのだとも感じています。
未知という名の船に乗り
希望というなの地図を見て
夢というなのコンパスで
愛というなの舵をとり
心をいっぱいひらいて
パノラマの心の世界を旅する
冒険者でありたい。