もう隠さなくてもいい嘘つかなくてもいい。私が私を守ってあげられる。 | 天津甘栗

天津甘栗

自分のふとした気付きや、誰かが気づかさせてくれたこと、ただの日常のつぶやきなど、きの向くままに綴っていきます。

今のヨガスタジオに通うようになって、

「お名前は何ですか?」
「しのぶです。」
「しのぶさん、はじめましてー!」

って言う会話をして以降、スタジオに行くと

「しのぶさん!こんにちはー!いらっしゃーい!」 と迎えてもらい

帰り際には、

「しのぶさん、お疲れ様でした!どうでしたか?」

と耳を傾けてもらえる。



私の生活の中で、下の名前で呼ばれることがかなり増えた。




はじめはこそばゆかったんだけど、

だんだん呼ばれると嬉しくなってきた。





下の名前で呼ばれるなんて、いつぶりだろう。


実家を出てからはほとんどなかったから、結構なブランク。


そして、地元にいたときも「しのぶ」と呼ぶのは、家族くらいやったんちゃうかなぁ。




「しのぶさん」と呼ばれる度に、あの頃の私に呼び掛けてもらえているような気がしてる。



私の中の重い扉をノックし続けてもらっている感じなのかな。





私、

「何て呼ばれたいですか?」
「何て呼んだらいいですか?」

って聞かれても、何でもいいと思ってたし、
自分が何て呼ばれたいかなんてわからなかった。



でも、ほんとは

「しのぶ」って、呼んでほしかったんだなぁ。

やっと、分かってあげられた。やっと、気づけたよ。




だから、

この前のうさこさんの上級WSのときには

勇気を出して、「しのぶ」と読んでもらうことにした。




ユニークなニックネームがあった方がいいのかなぁとか

ずっと思ってたけど、



私がほしいのは、それじゃなかった。



みんなから、「しのぶ」と呼ばれて

照れ臭いけど嬉しい気持ちをしっかり味わえた。







小さい頃に、

家にいる大人に隠し通して生きよう、嘘をついて生きよう

と決めてから、



都合のいいことに、

小さい頃から既に年齢不詳、性別不詳 とか

さらに、本名が読みにくい とか


絶好のごまかせる状況がたまたま整ってた。


そして、高校や大学では、誰も過去の私を知らない環境に移り住んだりして

隠して生きる、嘘ついて生きるには、バッチリだった。




そうやってしか、頑張って隠して嘘ついてしか自分を守れないと思ってた。



だけど、もう隠さなくても嘘つかなくても、自分を守ってあげられるんじゃないかな。



だから、今、

「しのぶ」って呼んでくれる人が現れてくれてるんじゃないかな。




もう隠さないで嘘をつかないで、隠しきれなくなった自分をさらけ出して生きていく。


そんな練習をやっていきたいな。




なので、ここでも、今日から名前をかんちゃん→しのぶに変えまーす!



しのぶって呼んでくださーい。



そして、1年前の私。
髪が長いときもあったのよー。お団子ヘアは楽ちんだったなぁ。

10分モンブランがおすすめのお店なのに、パフェが譲れなかったの。もちろん美味しかったけどね!