”★親を許すということ。” | 天津甘栗

天津甘栗

自分のふとした気付きや、誰かが気づかさせてくれたこと、ただの日常のつぶやきなど、きの向くままに綴っていきます。



普段はほとんどの時間を、ずいぶん心穏やかに過ごせるようになってきたけど



体調が悪いときとか

落ち込んでるときとか

何かあったとき
(これは、身近であっても身近でなくても)

なんかネガティブな状態の時
(人からいろんなものもらっちゃうタイプで知らん間に引っぱられてたりもする…)



ぐるぐる考える事がある。




以前は、虐待されていた祖父とのやりとりとか
その時の私の感情とか、その辺の事がクローズアップされて、凝縮されて、ドロドロ沸沸という感じだったけど、



最近、祖父とのことは、なんとなく友達に軽ーく話せるようになっていて
なんなら、「ほんましょーもないやろー笑」と笑いながら話せたりして


なんとなく、私の中で終わったことになってきたみたい。



だから、ネガティブな時に祖父のことでぐるぐるすることはなくなったのかな。






それで、ここのところのぐるぐるドロドロは
専ら父親のことになってきたもよう。


父親かぁ。

だいぶ諦めてきたはずなんだけどな。


いまだに何を期待していているんだろうね、私。




私の中に、まだまだこんなに熱かったり冷え切ってたりするドロドロドロドロがあるんだねぇ。



さて。どうしますかね。






親を許せてない ということは

私自身を許せてない ということ か。




ふむふむ。





私は、小学校へ上がる前にすでに

この人達(我が家の大人たち)とは、年が近くてもきっと友達にならない、わかり合えないタイプなんだわ

と思っていて、すごーくさめた目で見ていたことを覚えている。今もだけど。




大人達の愚痴や文句には、

否定も肯定もせずただ聞く

というスキルを身につけてただ付き合っていた。



直接は、親には何にも言わないんだけど、
なんで建設的にモヤモヤを解決しようとしないのが
不思議だったし、イライラしてた。


何で陰ではあんなに愚痴やら文句で、嫌だ嫌だと言ってるのに、その通りにしないんだろ?とか、相手に思ってること言えば良いじゃないか!とか


言ってることとやってることが違いすぎることに、子どもながらかなりモヤモヤしてたなぁ。




そういうことを考えていたからかどうかは分かんないけど

私は、思ってることは誰にでも言いたかったし
思ってもないことは言いたくなくて(お世辞とかね)

結構、扱いにくい子どもだったんだと思う。




でも、その分、
なんか知らんけど、いつもツイていて
なんか知らんけど思い通りになっていて
なんか知らんけどやりたいことがだいたい出来て
なんか知らんけど元気で楽しい毎日だった

ような気がする。





中学生くらいまでは かな。

中学生の時にも内側はドロドロドロドロしてたから

既にとってもアンバランスだったんだろうけどね。



で、高校から実家をでて、

校則の厳しい学校の、厳しい運動部に入り、共同生活。



部活でレギュラーになりたい!とか

監督や先輩に気に入られたい!とか 

部活で私に注目して欲しい!とか

は、ない。

ほんと、さめた部員で、

打っても響かない、扱いにくいやつだったろうなと思う。


運動部が悪いとか、部活が悪いとか、監督が悪いとか、そういうんじゃなくて、

ただ、私には人と競い合う環境が合わなかっただけだと思う。

ただ、そこに居ることだけが、実家を出るための手段だったからいたというだけで。




小さい頃から、

勉強頑張ってみたり

運動頑張ってみたり

いろんなリーダーになってみたり

その時々で私に出来ることを、私は精一杯頑張ってたんだなと思う。


それで、たまたま運動部の道が開けて、実家を合法的に離れられることになり


どんな環境でも、実家に比べればの精神があったんだと思う。


家を出たいとなんとなく思っていて、
はっきりお願いはしたことなかったけど、
私は強かに狙っていて
それが叶ったんだなと気付いたとき

心からあの頃頑張っていた私にありがとうと思った。






おっと、話がそれてきた。




で、いつの頃からか

私は、一家の出世頭(これは兄に言われた)とか

上手くいってる人扱いされるようになり




「あんたはよかよねー。」と妬まれるようになってきた。(これは母に言われた)





父親は、しばらくは意地になって頑張ってた?ような感じだったんだけど、


なんか実家で上手くいかないことが続いて落ち込んでるのか自信なくしたのか


「ゼン(銭)のなか」(お金がない)が口癖になり

覇気がなくなり、なんか小さくなり

母からもないがしろにされてるよう。






母が親からないがしろにされてる(と思い込んでた)頃は

母からの愚痴が増えて、その事で私もドロドロしてきて苦しかった。



今は、母がなんか気が大きくなってきたのか、父がないがしろにされてる(ように見えてる)からから、

父親がねちねちしてくるようになり、その事で、私もドロドロしてるんだろうと思う。



そんなこと、父と母は、兄にも弟にも言わないくせに。

私には言えるし頼れると思ってる。このやろう。




去年の今頃、

ほとんど連絡をとらない父親からお金がいると連絡があって(もちろん母には内緒で)


その時は、嫌な気がしなかったのと
お金を貸してみて私はどう感じるんだろう?と思ったから

貸してみることにした。



そしたらね、
貸してみた私は意外にポンと出せたんだけど
(財布に束を入れて楽しんだりもしたよ。)


父親が、ありがとうとは口では言ってるものの
グチグチ言い訳してて、俺が悪いんじゃない的なことを言ってきたもんだから

なんかもう気分悪くなって、
こんなに気持ちよく貸し借り出来ない相手にはもう絶対出さない。と思った。

もともと、返してくれなくていいと伝えてはいたけど
その話についてもねちねちしてて、もう聞きたくない。


父親ってこんなにねちこい人だったっけな。と思うほど。


実家の大人の中でぐるぐると負のエネルギーが渦巻いてる感じがする。



ちょっとしばらくは離れてみた方がよさそう。


まめに連絡するよりマシだし、親の機嫌をとるためにと続けていた、
お菓子やら服やらいろいろ送るのしばらくはやめることにしよう。




私がしている我慢をやめてみたら

何かが変わっていくかな?



まずは、私が心地よいことを大事にしてみよう。