分かっているのかなー・・・ | 脳梗塞と民話語り

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よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

この間温泉に出かけた時の事

   風呂場で私の動きをジィっと見ていた私よりちょっと若い太った人がいた

 

私も視線を感じたのか

   何とはなしに、その人の方を向くと視線が合う・・・すると相手は目をそらす

 

いつもと同じく

   60分ほど入ってから脱衣所に来て、身体を拭いたり扇風機に当たったりしていた

 

その人もまた風呂から上がってきた

   いよいよ可笑しなやつがいたものだと思う間もなく私のそばに来た

 

「あのー失礼ですが、右足が細いし、手も動かないけど、怪我をしたんですか?」

    そう切り出してきましたから「はい、脳梗塞になって・・・どうたらこうたらと話しました」

 

そうしたらその人

   「私は柔道と剣道やってますが、怪我をしたときはこうして直しているんですよ」と言って

 

実際に動きをして

  こうして悪い方の足をあげて・・・・・

     手も動かない方を、こうやってこうしてと・・・・

 

動作をしている間

   この人は、麻痺してると言う事が理解しているのかなあって・・・・・

 

そんなに簡単に動かせるのであれば

   リハの先生が当の昔に教えてくれていたはずと思わずにはいられませんでした

 

喋るだけ喋ったら

   余計なことをしゃべってしまいましたねと言って自分のロッカーに行きました

 

すかさず私は

   参考になりました、ありがとうございますと・・・・一応は言いました

 

その人が着替えが終わり出て行くとき

    「早く良くなるといいですね、試して見てくださいね」って

 

ご自分では

   どれだけ良いことを話してあげたと言う気持ちになっているんでしょうね

 

我々の場合

  怪我したのとは全く別のものですからね

 

柔道で骨を折った時と同じに考えるとは

 

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや~いろんな人がおるもんやな~