あれー!気がついてみれば。 | 脳梗塞と民話語り

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よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

今日は暖かい日になりましたねぇ。
  朝ウオーキングしていても、普段よりも早く汗をかいてしまいました。

午後は出前公演があるので
  ちょっと早めのお昼を親父様にとって貰いました。

洗い物をそこそこにして、
  トリオで揃えたスカイブルーのジャケットと真っ白のパンツに着替え出掛けた。

紙芝居のすーさん
  背が高いから格好がとても良いですね。

マジックのしまちゃん
  マジックをする都合で暑い夏でもジャケットは外せない。

これも又すーさんより、少し低いが格好が良い
  そこにいくと、かんちゃんは背は低いし足も短い、ケツからかかとが出てるってとこかな。


そんな私でも
  しゃべり出したら大滝に水が落ちるがごとくしゃべりまくる。

その間にお客が「話がうまいねぇ」とチャリを入れる、
  すかさずそれに反応して「話が上手いって言ったってオレオレ詐欺でないから安心しな」

    「面白いねぇ」と云えば、「顔が!」 手を横に振りながら笑っているんですね。

いつもお客様と一緒に進めていきます。
  三波 春男の台詞じゃないですが「お客様は神様です。」

そんなことをしながら出前公演をしています。
  
家に帰って気がつきました。
  私が脳梗塞で倒れたのは2月22日の午後5時44分仕事中(調理の)


あれから30年・・・・いやいやそれはきみまろさん
  私は18年目に突入したんですね、リハビリ真面目にしなかったので、

右麻痺なんですが、
  右手はグーパーグーパーは出来ずグーのまま肩からぶら下がっているだけ。

昼頃から浮腫んで来ちゃいます。
  右足は駆動する力は全然無くて、左足で体重を移動させて右足を前に持って行きます、

なので、朝のウオーキングは疲れます、
   それに出前公演は殆どが立ちっぱなしで話をしています。

良い訓練だと思っています。
  毎日が忙しく過ぎていくと、自分が倒れた日も忘れてしまいますね。

言語障害も五六年は酷かったのですが、
  喋ることを生業としていたらだんだん良くなってきて、今では全く分からないと人は云う。


50歳で倒れて右半身が麻痺し なんにも出来ない身体になってしまって、
   これからどうして生きていったらよいか真剣に悩みました。

何度死のうと思ったか知れませんでしたね。
  その頃を思い返してみると、あの時に死んでいたなら

今のように右手が動かなくても
  左手一本でなんでも出来ちゃうようになっているなんて信じられない。

のこぎりだってハンマーだってドリルだって使いこなす
  
去年の11月には山芋も片手で掘った
  母ちゃんビックリ仰天していたが、鈍いけどやれば出来ないというのはないと思います。

脳梗塞になったときは
  せいぜい10年生きられれば良いのかなぁって思っていました。

それがお陰様で倍近くまで
  生きていられるんですからありがたいですよね。

生きていられること感謝しつつ
  お節介ながら人様に何かして差し上げられることはないかと考えながら活動しています。


お節介が出来ると言うことは

   何はさておいて、素晴らしきことだと思っています。



ああ~18年かぁ

   今年はどんな18年にしていこうかな・・・・・