生きるって? | 脳梗塞と民話語り

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月・火曜日はブログ定休日だよ、

今朝は一番で歯医者さんに掛かりました
  それが済んでからお袋様のお世話になっていた老人介護施設の支払いを済ませ

今入院している隣の病院への支払いを済ませてから
  お袋様と一言二言、きんとんまんじゅうを一個持って行ったら喜んで食べました

毎回病室に行くときは
  飴なら一個、まんじゅうなら一個と何かを持って行ってあげます

毎回ですが
  「家に帰りたい、死んでも良いから家に帰りたいね、先生に頼んで貰える」と

「今家に帰ったら寒いから、直ぐに死んでしまうよ、もう少し暖かくなったらね」と
「寒いからなぁ、爺ちゃんどうしてる?」
   「元気だけど、寒いから寝てばかりいるよ」
     「そうか寒いから寝てばかりか・・・」この言葉の繰り返しです

自分が分からなくなってしまったのならまだしも
  意識も考えもしっかりしている状態なので時々可哀想になります

親父様とて同じです
  2人を見ていますと、命があることはよいことですが

ただ単に死を待っているだけの状態で
  ときどき痴呆が頭をもたげる不安感・・・・すごく酷だと思う

それでも生きろとは云えない
  「早く迎えが来てくれると良いね」と病室に行ったときは云うときもあります

「苦しむのはイヤだからね、先生に云っといてよ」

「あいよ・・苦しまないで済むようにコロリ観音に3年も通ったんだろう」
  (山形県のコロリ観音に3年通えば苦しまずにコロリと逝けるというところ)

「そうだったね、じゃコロリと逝けるね」

「そうだね、苦しまなくて逝けるんだよ」

95歳と高齢だからと云って
  歳だから良いんだではなく、死と云う見知らぬ所への旅達は

不安もあるだろうし、恐怖もある
  理屈では仕方ないことなんだと理解してても、死にたくないのが人間だと思います

そんな2人を見ていると

  痴呆が進んで自分が分からなくなってしまった方がかえって・・・・・・!!

    生きるって・・・・難しい問題か・・・・・

     
昨日私よりも5個下の女の人が癌で亡くなった

   同じ自治会なんですがね、

お花の先生などしていたが

  まだまだすることが沢山あっただろうが

    62歳で命を閉じる人もいる

人の一生って分からないことだらけですね

私のように脳梗塞で右半身が動かなくなっていても

   もう17年も生きてる人もいます

    格好悪い歩き方しか出来なくても・・・

      命があるだけ良いのかも知れませんね


        生きるって・・・・考えさせられますね