公演活動 | 脳梗塞と民話語り

脳梗塞と民話語り

よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

小学校での民話も
  今日の5~6年生でお終いだが

読書週間の授業の中に
  民話を聞くと言うものを取り入れてくれています

語り終わったあと質問タイムの時
  1年~4年生までの質問内容は恥じらいがないから見たもの聞いたもの質問してきます

たとえば
  そのお話って本当にあったことですか?
    日本には幾つぐらい民話がありますか?
      方言などの言葉の質問など、それってどういう意味ですか?
        一銭とは今のお金で幾らぐらいですか?
          一升二升とはなんなんですか?

あるいは私達がサムイを着ていると
   どうしてそれを着ていますか?とか答えるのに窮する場合もあります

子供達から見て分からないこと不思議なこと
  なんでも臆することなく聞いてきますね

その度に
  私が答える場合もありますが、語った本人に答えさせます
     そうすることによって自分の語る言葉の意味を余計深くします
  
今日の5~6年生は違いますね。
  我々が語って居るときは微動だにせず聞き入っていますが

いざ質問タイムとなると
  皆さん顔を見合わせて、こんな事を質問したら恥ずかしいとか

こんな質問したら馬鹿見たいとか
  そう言うことが、頭をよぎるのか誰も質問してくれる人はいなかった

ちょっと肩すかしってところかな
  小学校は一年生から6年生とは、赤ちゃんから大人?っぽい歳の開きがあるんでしょうね

小学校中学校は一番語りやすいと思う
  話に興味がなければ大人と違うから聞いてる振りなどしない

隣の人と話をしたりあくびをしたりする
  正直に反応が出てくるから自分の語り方はどうだったかの勉強になりますね

終わったあと
  お茶をご馳走になりながら校長先生と話をしていましたら

年々子供さんの数が少なくなってきていて
  町の北部の小学校は複式学級のところがあるらしい

一夫婦で一人か二人の子供ではそうなっていきますよね

  子供さんが減少すれば先生の数も当然制限されますからね

    そんな話を校長先生から承り帰ってきました。


明日はよつ葉クラブの出前公演です

  ゴローちゃんスタンドの使い始めが出来ます

クラブのメンバーで紙芝居を始めた人が居ますから

7月戴いている出前公演に入れていきたいと思います
   病気になってなにも出来なくなってしまったと思った時期もありましたが

努力次第では
  こんなに人様に喜んで貰える事が我々にも出来るんだという希望・やる気・

歩くのさえやっとなのに
  自分の道具は自分で準備する・・そう言う姿を開演前に見せることによって

お客様の心の中に
  健康な我々は未だ未だ努力が足らないのか・・もっとしっかりせねば・・・

そう言う内面的な心の準備を植え付けておくんです
  公演が始まると今まで見て居たのとはまるで逆な場面が展開します

それによって
  より以上のインパクトで我々の芸がお客様の心にしみていくんです

我々は障害者です

  障害者でも心は健常者よりも健康なんですね

    ですので、同情や悲壮感や哀れみで接しては欲しくない

      そう言う気構えだけは常に持って活動しています