お坊ちゃま&師匠 | 脳梗塞と民話語り

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月・火曜日はブログ定休日だよ、

昔から3代目まで続けば後は安泰だとは良く言ったものです
   創業者はがむしゃらに働いて基礎を作り、2代目さんは創業者の汗を見て育ち

その苦労を無駄にすまいと
  一生懸命働いて大きくしていきますね

3代目さんは、その大きくなった物しか見えていない
  また2代目さんは、自分たちが苦労したことを子供にはさせたくないとアマちゃんに育てる

結果として弱い抵抗力のない人に育ってしまうんですね
  またまたお坊ちゃまの3代目が大きな事件を起こしてしまいましたね

王子製紙の3代目さんが
  我々一般国民が逆立ちしたって見られないお金を使い込んでしまいました

学生の頃は家庭教師に東大卒のエリートをつけ
  東京の塾に通うのも自家用飛行機で通わせたそうですよ

それが当たり前の生活ともなれば
  やはり創業者や2代目さんとはちょっとかけ離れていたと思いますよ

かつて一ヶ月のお小遣いが1500万円も貰えて
  そのお金をばらまいて派閥の親分になっている人が

そう言う人が一国の総理大臣をしたって
  国民がどんな生活をしているのか、月にいくら必要なのか、

たぶんそう言う次元のことは分からないと思いますよ
  しかし国を動かしている人達はそう言う人達なのですから困った物ですね

立川談志が今日75歳の生涯を閉じたそうです
  毒舌とか、歯にものきせぬ言い方をするとか言われますが

談志はそれだけではないんです
  移動するときは格好良い高級車ではなく我々と一緒の電車

持論は、見栄を張るやつは馬鹿だ・・・と常々云ってました
  自分自身をよく知っている人だと思います

談志の芸はスゴイ物がありました
  いつでもどこでも芸を磨くために始めてしまう

ご飯を食べていたって
  思い立ったらすぐに始めてしまう

改まって稽古としてではないんだね
  そう言う談志さんを私は尊敬しています

     ご冥福を祈りたいと思います



    ・・・・・・・・・・合掌