民話の採話 | 脳梗塞と民話語り

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よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

ウオーキングで 気持ちいい汗をかき

    それから出かけていった、どこへ行ったかっちゅうと

        民話の採話である、Tさんが あそこの集落に行くと面白い話しがある


テープレコーダーとカメラ持って行ってきた

   

    『 へっぴり坂 』 と言うお話なんですが

       タイトルだけでも面白そうであったから 聞き耳を立て取材してきた


まだ俺が語るように脚色していない

     原石と言うか  荒削りもんだが書いてみよう


むかしむかしあったと、


 烏山の殿様はナ、自分の領地の見回りを日課としていたと


ある時ナ、烏山城の出城である


田野辺城に行く途中のことだったと、


そこは馬で登るのも難儀するほどの坂道があってナ


百姓達は お殿様が通るちゅうんでナ、野良仕事の手休めて土下座してまってたんだと


お殿様はエッチラオッチラ、エッチラオッチラ


    汗かき、汗かき登ってきたと


ほんで、あとち~んとで頂上だっちゅうときにナ


気もゆるんだんだんべな、 一発 ブブーって


でっかい 屁をこいたんだと、


そしたら まあー 家来衆達は坂の下まで吹っ飛んでいっちまうしヨ


土下座してた百姓達もヨ、横っちょの方へ吹っ飛んでっちゃうしでよ


さんざんな目にあったんだと、そのニオイたるや すさましいものでナ


イタチ1000匹に匹敵するニオイのする屁であったと


そんなことがあってからじゃと、 一里四方は草木一本生えてこね~坂んなっててな


里の人達は その坂を へっぴり坂 と呼んでるそうだ   おしまい



こんな感じだったんですがね

   ここに、肉付けして もっと面白くしていくんです

       ここに民話のおもしろみが あるわけですね


それと同時に 土地の人達とのふれあい 

     これがまた何とも言えない気分になっちゃいますね~


特に自分で採ってきた話しは

   いろんな思いが詰まってますから

       人前で語るときも 違った雰囲気の語りになります


まっ!! 今日は えがった、えがった‥んっ!





                   kanya-suzu