ムカデの使い | 脳梗塞と民話語り

脳梗塞と民話語り

よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、


このところ歯のメンテナンスに
    行き始めたんです


   奥歯が抜けていてベロが抜けたところに当たって
    ベロが痛いのと、民話を語るのに
      空気が漏れて発音ままならぬゆえ
        


   それじゃ~無くても言語障害で
     ハフハフしていて分からないとこばかりなんですからね
       それで通い始めたという わけなんざ~ますの


   そしたら、歯医者さんの野郎(お下品ね~)
     『歯が汚れてますから、まず歯垢をとりましょうねー』 だって


  

   歯医者の医者様っていったら
    俺の口んなか まじまじと見た挙げ句に
      レントゲンまで撮って
        金になるとこなんか 探して 探してよ~
     


『お客さんの歯は虫歯になりにくい歯ですね~
     それだけに歯医者が遠かったから歯槽膿漏になりやすいですよ』


まっ!!そう言われちゃ仕方ね~な
と言うわけで、今日で2回目なんだがね


   歯をいじくりまわすもんで
     グラグラ・ガタガタしてきちゃって
  

    もう歯はしみるし それになんか動くような
         気がしてきて 変な感じなんですよ


   噛むというのは凄く大事なことなんですよね
     旨い物食っても、歯が無くっちゃ~ね


   しゃべるときだって、歯が無くっちゃ
     発音が良くね~べ
       それに健康にだってよくね~って云うモンな


昔の人は良く云ったべ
    『鶴 亀のように 長生きしたかったら
       つるつる飲むな カメよカメカメ』って


先人達は生活の中から
     いろんな言葉を生活の知恵としてあみだしてきた


   一例として民話があると思う
     しつけや願いや 危ないところへ近づかないように
       カッパだの狐、狸 へび
         お話にありとあらゆるものょ登場させて


   面白おかしく子供達の興味をひいて
     教えていく、そのすばらしさは
       充分学ぶところはあると思う


そこで笑えるむかしばなしを一つ

★ ムカデの使い ★


    むかしむかしのことじゃったと


    ある晩のことナ、ヘビが腹痛起こしてヨ


    ほんなもんで、医者様呼んで来るべ~ってことになってナ


    めんめず(ミミズ)が のったら すったら 、 のったら すったら


       呼びに行っても間にあわね!!


    じゃ~あ~、ムカデに頼むべや~って ことんなって


ムカデに 『医者様よばってきてくろや~』 って云ったんだと


    それから暫くたってナ


    『はあ~来る頃だんべ、はあ~来る頃だんべって


腹痛て~の我慢しながら待ってても来やしね~』



ほんなもんで、す~ぐ めんめずが 見に行ったんだと


    そうしたらムカデの野郎


      ま~だ、草鞋(わらじ)履き終わんねかった!!


おしまい

              kanya-suzu