脳梗塞に感謝で~す | 脳梗塞と民話語り

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ラブラブ

俺が脳梗塞になったのは
     ちょうど50歳のときです
       

   平成9年2月22日(土) PM5時45分頃
北風の ピュウピュウ吹く寒い日でした


倒れた頃は10年も生きられればいい方かな
     そんなことぐらいしか、思っていませんでした


ところが、55.56と年を重ねるたびに
     元気になっちゃってきて
       これならば、あと10年、

 

   70歳ぐらいまで生きられるかなって??
思えるようになってきたんです
       それじゃ~10年間は悔いの無いように生きよう


そう思って、精一杯生きていこう
      【命】を楽しんで生きて行こう
        病気になれたお陰で 二つの人生が経験できる


そう思ったら!!
     なにをすべきか???
       自分でも分かんなくなっちゃってネ


とりあえずシルバー大学へ行ってみたら・・・と
     ある人に、そう言われていって見ると
       何もかにも目新しいものばかりでした


   
そこで民話と出会い
     カラオケと出会い、日光彫りと出会い
刻字彫りと出会ったわけでございます


そして多くの友達との出会いもありました
もう俺にとっては、凄く斬新なことばかりで
        学校に行くのが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした


   それだけ楽しいことでも
     最初学校に行くまでは
      精神的なプレッシャーがありました
    

   どんな人が来るんだろうか??   

      取って食われちまうんじゃね~かな??
         最後までいけるだろうか??


   もう不安で不安で 何とも言えない不安で
     行きたくないような!!行きたいような!!
     

   何とも云いようのない
         気持ちであったのを覚えています


そんな不安とは裏腹に
     何をやっても楽しかったんですね (^o^)(*^_^*)
      そう~  何をやっても斬新だったわけです
   

   そして民話は
       語りますから言葉のリハビリには
           最高だったわけでございました


   その上、語るための 台本を作ります
     字を書きますから、
       字の練習にはもってこいだったわけです


もうのめり込んでいったんですね
     開けても暮れても民話民話・・・
       みんわ漬けだったんですね

 

   俺が住んでいる町に
     民話の会を作り、今も活動続けています


現在60歳、 70歳までの10年間
     生きている『命』を楽しんでいこうよ
    

そうして70歳に近づいて ま~だ元気だったら
        あと5年ぐらい生きられるかなって
           続きの夢を見ればいいんじゃ~ないかな

     
だって、せっかく この世に生まれ

        人が経験できない この病気になれたんだもん
   

   脳梗塞になれたお陰で、数多くの友達や民話と
       引き合わせてくれたんだよね  (^_-)(^o^)
     

   それじゃ~、脳梗塞に感謝しようよ!!


俺にとって
  

      脳梗塞も友達の一人 だってこと
     

         ありがとうを添えて・・・感謝しよう・・ネ



                 kanya-suzu