東京新宿で死体の胴体部分が
ゴミ袋に入れられて道路に捨てられていた
男性の遺体だそうだ
一体誰が、こんなむごいことを
身元隠すために首や足を
ノコギリで切ったんですからね~
切り刻んでいるその時 どんな気持ちだったんだろうか
俺としては、そんなことを考えてしまう
今から50年前、俺の住んでいる家の近くで
その当時お店やっていた家の
一家4人が何ものかに惨殺された
一人で4人も殺すことが
当時としては 珍しいことだったので
近所では 『一人じゃね~んだっぺー』
そう言ってました
それで映画にもなったんですよ
なんでかっちゅうと
犯人の母親が、刑務所にいる我が子に
差し入れするとき、金切りノコギリを
どこか分からないところへ
隠して刑務所の中の息子に 渡し
その金ノコギリを使って脱走し
東京の刑務所から線路づたいに
母に会いたい一心で歩いて自宅まできたんです
当然警察は母親に会いに来ると
実家を張り込んでいたそうだ
交差点という交差点はすべて警察がいた
暗闇に紛れて帰ってきたところで
ご用となってしまった
普通はそれで終わっちゃうんでしょうが
終わんないから映画になったんだよね
母親に会いたくて、
それから二度脱獄劇をしたと云うから
凄くドラマ性があったんだな~
それだけに近所では
共犯性が打ち消せない事実として
ささやかれていましたが、
本当のことは分からないまま
死刑判決がおり、執行されたんです
まっ!!殺人は良くないことです
絶対に許すことは出来無いワケなんですが・・・
でもね~
母親が子を思う気持ち・・・・
子が母を慕う気持ちは なんともいえない
小さかった俺の心にグサ~ときていたのも事実です
昨今、親が子を虐待したり、殺したり
子が親を殺したりと 凄く多いじゃないですか
なんだか、もうしっちゃか、めっちゃかで
人情だの、愛情だの 思いやりだの
いたわり、人の痛みだのということは
遠い昔々になってしまったのかな~
そんなの民話に なかったな????
kanya-suzu