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昨日は低気圧の関係で
風と雨が凄かった、特に風が凄かった
台風並みの風であったように思う
あの風の中
俺も学校に用事があり出かけたが
傘をさせば風の強さで飛ばされそうになるし
そうかといって傘をささねば
雨に濡れままうちゅうんで
しばらく車から降りられず考えていたが
結局 濡れながら行く羽目になり
濡れた衣服は 今度は風に当たって寒い
早々に用事を済ませ車に乗り込んで
暖房を炊きながら帰ってきた
なんでも11月中の陽気だったとか
朝起きたら まだ風が強く
結構関東近在でも被害が出たらしいよ
ブログ書くの遅くなっちゃったから
ひとつ民話でご勘弁を (*^o^*)
『 きつねの仇討ち 』
むかしじいさまがナ、
山仕事の帰りしなに昼寝しているきつね めっけたんだと
「はは~んこのきつねの野郎だナ、
里の人をだまぐらがしてんのは、よ~し かたきをとってやんべ」って
きつねの耳んとこでいがい声で ズドーン
ぶったまげちまったきつねはヨ、ビヨ~ンと飛び上がって
そのまんま、丸くなって逃げてっちまったと
「俺はきつねをだまぐらがしてやったぜー」つって
えばってあるってらナ、なんだか日がくれんのが ものすごく早くてナ
真っ暗くなってきちゃったんだとほうしたら、あっちのほうから、
提灯の灯りが、だんだんこっちさくんだと、
なんと、じゃんぼの行列だったんだと
「あれ~、こんな夜のじゃんぼとは、よっぽどの事情があんだべナ
坊さんがナンマイダ、ナンマイダ、唱えながら
鐘をたたく人、がんばこを担ぐ人、泣きながらゾロゾロ歩ってくんだと
じいさまがナ、「こりゃ~縁起わりーな~」っつて
そばさあった木さ登ってナ 通り過ぎんのまってたらナ
じゃんぼの行列はじいさまの足下で、ピタッととまっとナ
男達がザックリザックリ穴掘り始めたんだと
ほんでナ、そこにがんばこをぶんなげっと
土もかけね~で ゾロゾロ帰ってっちまったと、
「なんて荒っぽいじゃんぼだんべ、これじゃ仏さんも 浮かばれなかんべナ
きび悪くなっちまったじいさまはナ
早くその場を逃げんべと、木を降りだしてきたらナ
カタッっつて、がんばこの蓋が開いてナ 白い手がぬ~と出てきてナ
「じいさま、俺と一緒にここに入ってくれ」っつて
手のばすんだと、 「やだよ!やなこった」って、
じいさま木の上さ逃げたとんだと、したれば長い髪の女が
ゆっくりゆっくり登ってくんだヨ
「じいさま待ってくれや~」 「いや!待てね待てね」
じいさま必死で登ったが、もう先っぽが ねえんだと、
「ほ~れじいさまのこと捕まえた、」って
ギュウと足首捕まれちまったと、 その手の冷てーえこと
ヒエ~と身体がすくんだとたん、あたりがパッと明るくなってナ
あっちの方を嬉しそうに逃げていく
きつねが見えたんだとサ
お し ま い