私の周りはおろか、観衆は明らかに全員年下 30歳前が一番多い。オールスタンディングなのにソールドアウトという人気ぶりでした
男女比は女性が多かったのはハスキーハイトーンのボーカル福永浩平めあてかな。終演後に「かっこよかった~福永君」とお友達同士で言い合ってる女子が多かったので。
ちなみに''流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い''という歌をヤバイTシャツ屋さんというバンドが出してます
私がこのバンドを知ったのはライブの2か月前、そう''下北沢ダイハード''という深夜ドラマのエンディングテーマ''shoes''を聴いたとき。
イントロ一発めのプロフェット8というシンセを駆使した音に魅せられた。YMO世代ならプロフェット5という名機を覚えてるよね、懐かしい音がライブでいっぱい聴けました https://www.youtube.com/watch?v=7RRMR9wdYVo
どの曲でも、3ピース(ドラム・ベース・ギター&シンセ)+ボーカルというシンプルな組み合わせでありながら、音色を曲ごとに替えまくったシンセをバリバリ使うので、音がやたら分厚い。しかもギターも曲ごとに音色を替えまくり空間系エフェクターが大好きなようで、これもお気に入り。
このバンドのキーマンは、集客面ではフロントマン+作詞作曲の福永浩平だが、音楽的にはギター&シンセをになっている山崎康介とにらんだ。
案の定、2人ともかなりの楽器オタクのようである。バンドの音はオルタナロックでコールドプレイやピンクフロイド(ギター)によー似てる。ライブの音も機械を利用するので再生度が高く、ほんと洋楽みたいでした。
でもライブなのに誰もかれもどの曲でも手拍子できずに、立ちっぱなしで2時間近く曲を聞き続けるという不思議な体験 レコーディングバンドという感じだよね。アマチュアバンドが音を分厚く聴かせて差別化をはかるにはポリシンセはいい道具だけど、客がノレなくなるという不思議な副作用があることも判明した今日でした。
ドラムの大澤実音穂は奇をてらった目立つプレイは避けてるっぽい、上手いけど。それにしても''ほないこか''といい、女性ドラムは最近の流行りなのか。あとベースの是永亮佑はプロのミュージシャン推薦バンドに入っただけあってまー旨い。でもフロントマンを福永浩平に一本化しているのはわかりやすいかな。歌いながらステージで不思議な踊りもしてたし