スメハラという言葉が広がっていくのだろうか | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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フリーペーパー福岡シティリビング2017/5/26号に特集されてました。

 セクハラ・パワハラはもはや説明不要なくらい定着してるんですが、マタハラ(妊婦)・スモハラ(たばこ)・ドクハラ(医者と患者)・アカハラ(教授と院生)・ソーハラ(SNS)、、、とハラスメントという言葉のインフレが進んでいるようですが、スメハラはその1つらしい。

 定義は、においで周囲に不快な思いを抱かせること。
 においの種類は、口臭・タバコ臭・汗の臭い・加齢臭・化粧品や香水、はては柔軟剤までその対象にあたるらしい。
 

 スメハラという言葉を知っている人は、福岡シティリビングでのウェブアンケートによれば、20代57・1%、30代61・5%、40代38%、50代36%、、、と意外と普及してるんですね。

 ウェブアンケートでは、オフィスで気になるにおいの順序は、口臭52・8%、たばこ52・8%、汗の臭い47・2%、加齢臭40・3%、化粧品や香水39%、足の臭い17%、柔軟剤16%、、、という順でした。

 口臭や汗の臭いや加齢臭は、もととなる本人に抑制させるにも限度のある生理的なものなので、これをハラスメントに組み込むのは、どうかなと思うんですが。

 

 次に、他人の臭いが気になったときの対応には「その人の前をとおるときは息を止める」「その人が席をたった時に窓をあける」「マスクをする」「できるだけ接近しない」「ひたすら我慢する」という回答があがっていました。

 ちなみにひたすら我慢するの割合は43%にのぼります、昔の受動喫煙やセクハラやり過ごしを想い起させます。さらに一枚上手の対応として「自分も使いつつ、使ってくださいと汗ふきシートを1枚渡す」とかありました。

 

 科学的には、嗅覚は五感の中でもっとも脳に直結しており、特に女性は男性よりもニオイに敏感な面があるので、スメハラ被害者は女性に多くなりがちという指摘があります。
 
http://diamond.jp/articles/-/71886

  さきほど説明したとおり、そもそも発生自体を回避できるものと回避しにくい生理的なものが混在しているので、一緒くたに扱うことは正直異論がなくもないのですが、これから暑くなるので、マナーとして知っておいても損はない言葉かと  http://jiko110.jp/
 

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