エクアドルで邦人新婚夫婦を襲った特急誘拐の悲劇 | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260743.html
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140106/amr14010608220002-n1.htm
 新婚旅行はハネムーンの字義とおり幸せ絶頂だったに違いない。なのに突然、2人を真っ逆さまに突き落す悲劇が襲ってきたのだ。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
 記憶しておくべきは犯人グループの手口である。異国でタクシー運転手の手引きで狙いをつけられてしまったら正直助かりようがない。
 現地人でなければバスは使いこなせない乗り物だし、タクシーを使って移動するしかないのが旅行客なのだから。

>2人の日本人は、グアヤキルのホテル前からタクシーに乗車、
>その後ろに別のタクシーが監視するように後を追跡
>その後、2人を乗せた前方のタクシーが突然停車、
>銃を持った8人組の犯行グループにクルマに乗りこまれ、
>最初に男性が、次に女性が銃撃された。

 そういえばずいぶん昔、電波少年の企画にヒッチハイクがあったが(今を時めく有吉弘行の猿岩石時代をリアルに見ていない若者も多かろう)、猿岩石もドロンズも盗難被害に遭っている。
 外国が危険というよりむしろ、世界の情勢から見れば日本が非常に安全すぎるだけなのだ。滝川クリステルがお・も・て・な・しのプレゼンで挙げたとおり、落とし物がこんなに届けられる国は世界に例がない。郵便物に入れた貴重品が途中で紛失するのが当たり前という国も多い。

 エクアドルの捜査機関にはぜひ犯人を捕まえてほしいが、それで失われた命が戻ってくるわけではない。治安の悪い国を旅行する邦人は、くれぐれも「ここは日本ではない」と気を張って行動してほしい。
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