関東土木保安協会です。
前回記事で配電線鉄塔をご紹介した雷電橋。
周辺の様子ももう少し載せてみましょう。
雷電橋は栃木県道221号線の橋で、この道路は壬生町から栃木市の家中駅前までを結んでいます。
車を写さずに写真を撮ろうとするとなかなか難しい、昼間はそこそこの交通量の道路です。
こちらが雷電橋です。
歩道もない幅員6mの昔ながらの橋といったところです。
写真を撮った手前側に歩行者用の橋が別に用意されています。
こちらが橋の銘板です。
1969年3月竣工なんですね。
TL-20なんて旧規格表記が時代を感じさせます。
このように、歩道が設けられていない昔の橋は、その横に歩行者用の橋が新設されるケースがあります。
栃木県でもこの手の橋が何ヵ所かで見られ、当時の時代背景を伺い知ることができますね。
橋の手前にはこんなものが。
東京ガスとあるので、どうやらガス配管が道路に埋設されていたようです。
この配管を追っていくと、雷電橋北側に敷設されているのがわかります。
こちらがその様子です。
公用地を占用するためか、占用者として東京ガスの名前が書かれた杭が立っています。
橋を見ていると、ちょうど東京ガスの巡視がありました。
ちゃんと巡回ルートに組み込まれているようですね。
同社のフォレスターが凸凹した河岸の砂利に躊躇なく入っていきます。
インフラ系の巡回車でクロカン系の車両を運用する理由がよく分かります。
こちらは前回記事の配電線鉄塔です。
この電柱の下にも占有の杭が立っています。
見てみるとNTTグループ2社でした。
東京ガスもそうですが、本社所在地が記載されています。
認定電気通信線路設備、とのことです。
電柱で飛ばしていているのかと思いましたが、ある程度橋の前から地中埋設されているらしく、橋周辺では地中へ潜るところを確認できませんでした。
鉄塔含め、インフラの追加設置感があふるる、雷電橋周辺でした。