#225 東北縦貫線観察記 第9.5閉塞 ~新橋駅ホーム増幅その2~ | 関東土木保安協会

関東土木保安協会

Kanto Civil Engineering Safety Inspection Association

~ 土木の迫力 機械の技術 礎となった名も無き戦士達の魂 ~
関東土木保安協会は、鉄とコンクリートの美学と保全活動を追求します。



関東土木保安協会


新橋駅工事の続きです。
2013/4/21、当日の様子になります。


ふわーあ、もう眠い寝たい寝ようの悪循環です。
晩酌も手伝って誤字脱字だらけで毎度のヘボ記事でご迷惑をおかけいたします。
土木と機械を愛する心はなくしてはいないのでご安心ください。


それでは、新橋当日の様子ですよ!

私が伺った朝7:30頃、生憎の雨の中、作業は行われていました。
写真では621Bが写ってます。皆さん早起きですねー。
んなわけなくて、皆さん徹夜で作業されてるはずです。

関東土木保安協会
▲工事が行なわれてる新橋駅

着いてみたら予想以上に進んでいて、既に線路は移設済み、ホームの拡幅作業に入っていました。 東京方先端に行ってみます。

それにしても、またまた多くの作業員がいます。

関東土木保安協会
▲工事部拡大

数字が書いてあるゼッケンを纏った方が班長なのでしょうか。
ホーム端から端まで工事作業班だらけです。

私も現場職に戻ったつもりで叫びたくなります。
「○○ヨシィツ!!開始ぃぃ!!」と。

関東土木保安協会
▲加工作業もホームで行われる。

作業は、昨日の終電以降、朝にかけて作業が行われ、既に完了しています。
例の袋詰めバラストを一気に退けて作業されたのかと思います。


1番線にはトラックが複数台進入しているのが見えます。
どこから搬入したのでしょう。東京駅付近のところか、浜松町付近のところか・・・


関東土木保安協会
▲トラックが違和感を感じる


線路にはホーム下部との間隔を維持できるよう、木材が置かれていました。
この木材を目安に線路を引いたのでしょうか。


関東土木保安協会関東土木保安協会
▲一定間隔で線路際に木材が並ぶ

なお、5/18現在もこの木材はおいてあり、何のために残しているかは不明です。
工事後撤去してしまうかと思えば、一体何なのでしょうか。


こちらは、ホーム拡幅部と線路との間隔を測定する木材のようです。カラフルですね。感覚を測定している筈で、昔の花魁列車のような役割を果たすものでしょう。
こうやって線路とホームの間を測るのですね。意外とアナログで驚きです。


関東土木保安協会
▲線路とホームの間隔を調整する作業員


ホームはベニヤを加工したものを用いて拡幅しているようです。予め決められた部材をパズルのように合わせていきます。

関東土木保安協会
▲ベニヤ材らしき板を張り合わせる

ホームの拡幅部である黒いゴムマットの下は、この様な作りになっているのですね。
それにしても、こうして工事中の姿を見ると大丈夫なのかな、と思ってしまうような作りです。


関東土木保安協会
▲パズルを組立中

一応1m弱は広がっているのですから、そう簡単に壊れてしまっては困ります。
勿論壊れるような作りじゃないでしょうが。


昨日まで速度制限は45km/hでしたが、今日は15km/hになっています。

関東土木保安協会
▲速度制限標識は15km/hに



そんなこんなの新橋駅工事でした。
私は工事完了を待たずに帰ってしまいましたが、ホームには写真を撮って記録に励む方もちらほらいて、結構注目されておりました。


そうそう、この日は特急から各駅停車まで全ての東海道線が夕方まで品川折り返しとなった訳ですが、面白いのが寝台特急サンライズ瀬戸・出雲も品川終着となったところです。

関東土木保安協会
▲臨時ホームに到着するサンライズ瀬戸・出雲

んなわけで品川の臨時ホームは、盛り上がっていたのでした。


これから縦貫線が開通するわけですが、それからの品川もだいぶ面白くなりそうですね。