もらったばかりの頃は犬にびびっていた猫さん。犬さんの優しく執拗な追い込み遊びにシャーシャー言っていましたが
でもダルメシアンのノアは体がでかい上に動きの一つ一つがビチビチと激しいので、まだ怖いのかまだ嫌がられています。完全に慣れるにはまだ少しかかりそう。
ところでこのチューチューという犬さん、全然本気で噛んだり怪我させたりはしないのですが、自分を猛犬に見せねばならないという強迫観念に駆られていて、お客さんや他の動物に物凄い狂った勢いで吠えながら飛びつき、結果まあ甘えるだけで何も攻撃しないんですが、真っ黒だしいかにも狂犬そうに見えるので、知らない人にはかなり怖がられています。というのも、夫さんが「犬ボクシング」と言って羽交締めした無防備なチューチューをダルメシアンのノアに犬パンチさせるという可愛そうな遊びをしたためにそうなってしまったのです。強くおとこらしい犬であったチューチューなのに、格下のメス犬にされるがままになったトラウマで、過剰にオラオラするアダルト犬ドレンになってしまったわけです。ノアもノアで、元々チューチューに逆らったりしない優しいだけの愚鈍な犬でしたので、強制的に格上にパンチさせられるという行為によって精神崩壊してしまい、チューチューが支配ごっこをする時は大袈裟に被害者ぶってギャンギャン鳴きますが、どちらもフリだけで噛まれてもいないし何もされていないので、見ているとどうしてもつい笑ってしまいます。そうして12時と5時のサイレンが鳴る時は仲良く一緒に遠吠えをします。
犬猫の相互関係に関しては、漫画が一冊描けるほど観察すると面白いです。(写真はランクルを運転するノア。コンビニ休憩中)
