早朝、4時

 

目を醒ます

 

廃墟に行こう

 

朝日と廃墟

壮観であろう

 

準備をする

 

フィルムカメラを

首にぶら下げる

 

車を走らせる

 

久々に感じる

朝の孤独

 

この孤独は

苦しいものでも無い

 

異なる時間

異なる空気

 

自分は放浪者で

旅の最中にいる様な

そんな感覚

 

繰り返しから

抜け出す

そんな感覚

 

混雑する

街の国道も

 

車が少ないから

時速70キロ

 

気持ちが良い

 

窓から

春が運んだ

青臭い

朝の香り

 

懐かしい

遠い、遠い感覚

 

僕は

タバコに火を付け

缶コーヒーを啜った