人への不満 | 感謝日和のブログ

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俺様チワワのレオンが【幸せになる方法】を伝えていくよ!
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~今日のお言葉(ブラックレオンバージョン)~

 

 

今日は、俺の友達のマサ子ちゃんの話をしよう。

 

マサ子ちゃんは、部下を持つ仕事が出来る女性だ。

 

彼女はいつも、イライラしてる。

 

仕事が遅い、ノロマな部下がいるからだ。

 

「何でこんなに時間かけるの!? 信じられない! 早くしてよ!」

 

毎日部下にイライライライラ。

 

マサ子ちゃんには恋人がいるんだけど、

 

脱いだら脱ぎっぱなし、片付けのできない彼氏にイライラ。

 

私の話をしっかり聞いてくれない彼氏にイライラ。

 

そんなイライラマサ子ちゃんは、「どうしたらこのイライラがなくなるの?」って俺に相談してきたんだ。

 

 

俺はマサ子ちゃんにこう聞いた。

 

もしかして、マサ子ちゃんの親御さんは、「それはダメ」「あれはするな!」「大人しくして!」「早くして!」

 

そんな感じの母親だった?って。

 

そしたら、「そうだ」と言った。

 

 

イライラしがちな人に多いんだ。

 

簡単な話だよ。

 

しょっちゅうイライラするマサ子ちゃんは、親から「○○しなさい!」とたくさん言われてきたからなんだ。

 

 

 

例えば、

 

ゆっくりやりたいのに、「早くしなさい!!」と怒鳴られた。

 

子供のマサ子ちゃんは、言うことを聞いて『早く』した。

 

そしたら、親に「偉いわね」って褒められた。

 

マサ子ちゃんは思ったんだ。『早くすると褒められる。早くすると愛される。だから、私は早くしよう』

 

それから無理して、できるだけ早く。した。

 

ゆっくりやりたいけど、我慢して早くした。

 

自分の気持ちは無視して、早くした。

 

次第に、自分の気持ちは見えなくなって、早くするのが当たり前になっていた。

 

そんな時。

 

ゆっくりと作業する友人がいた。

 

マサ子ちゃんは思った「えーーーー!!?私がこんなに無理して早くしてるのに、何でこの子、ゆっくりしてんの!!?」

 

マサ子ちゃんは、友人に言った。「早くしないといけないんだよ!!」

 

「え?なんで~?」って言われた。何でと言われても理由は分からない。でも、「早くするべき!」なんだ。

 

 

 

マサ子ちゃんの中には「早くしないと愛されない」って概念がしっかりと張り付いてた。

 

 

 

 

大人になったマサ子ちゃんは、仕事が遅いノロマな部下にイライラしていた。

 

「まったく!どうして早くできないの!こんなの10分もあれば十分でしょ!」

 

親に愛して欲しくて「早く」してたのに、それを部下にも求めてるなんて、不思議だよな~。

 

きっとたくさんの時間をかけて「早く」できる自分になっていったんだろうな。

 

「早くしなくちゃ!」って思ってたから、今まで何十年も何でも早くこなしてきたんだろ。

 

ついには、「早さ」はマサ子ちゃんの当たり前にできることになっていった。

 

自分は当たり前にできるのに、他人はできない。

 

だから、マサ子ちゃんはイライラするんだ。

 

つまり、言い換えるとこういうこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が「当たり前にできる」ことだから、人が出来ないと「何でできないの!?」って腹立つ。

 

つまりそれって、キミの得意なこと。キミの長所だ。

 

せっかく頑張って得た長所なんだから、うまく活用するのもアリだと思うぜ。

 

人への不満を見つけたら、自分の得意分野を知るチャンスだ。

 

おっ!不満きたーーー! ってことは、私の得意分野一個発見ーーーー!! って。

 

 

仕事が遅い、ノロマな部下にイライラ(親に早くしないさい!と言われてきた)

私は仕事が早い。何でも早くこなせる。要領がいい。行動が早い。

 

 

脱いだら脱ぎっぱなし、片付けのできない彼氏にイライラ。(親に片付けちゃんとしないさい!と言われてきた)

私は片付けが得意。すぐに片付けできる。部屋をキレイに保つ秘訣を知っている。整理整頓が得意。

 

 

私の話をしっかり聞いてくれない彼氏にイライラ。(人の話は聞きなさい!と言われてきた)

私は人の話をしっかり聞ける。人の話に耳を傾け、真剣に聞いてあげられる。人の言うことを大切にできる。人を大切にしている。

 

 

人の不満に目を向けるより、自分の得意を考えた方が、気分がいいと思うぜ。

 

ブラックレオンより。