興味があれば、人は同期する | 脳と身体と日本語教師

脳と身体と日本語教師

20年間やってきた日本語教師は一旦お休み。今興味がある脳科学と身体と心のことについて書いてみたいと思います。

こんにちはー、今日も天気がいいですね。

 

さて、今日は人は興味を持って見ている時、

同期するという内容です。

 

南山さんのセミナーでのお話し。

日本人の研究で、嵐(人気男性グループ)のコンサートを見てか

ライブビデオを見ているファンの瞬きが

一緒になったという結果が出たそうです。

 

これは、どういうことかというと

発信者がその場を楽しんでいると

それを受けている人達も楽しい‼️という感じをうける

 

興味を持って嵐を見ているファンは、

嵐に同調し、嵐のメンバーが感じているワクワクを感じる

 

だそうです。

 

今ひとつ、まだ十分にその仕組みが理解できていないのですが、

私は推しのライブに行った時に感じました。(瞬きは分かりませんが)

私の推しは見えないエネルギーを大事にしている人で

推しがめちゃくちゃ楽し〜!!!というエネルギーを発していると

見ているこっちもめちゃくちゃ楽し〜!!!となるのです。

そして、その会場全体が一つになっている感覚があります。

 

これを日本語の授業に置き換えると、

教師が楽し〜!!!という気持ちで授業を行なっていると

生徒も楽し〜!!!という気持ちになる

ということが言えると思います。

 

実際、私は生徒さんに言われたことがあります。

学校に来る前はちょっと気分が落ちていたけど

授業を受けたら、元気になりました!ありがとうございますって。

 

これ、私が新米日本語教師の時から心掛けていたこと。

それは、私が楽しめる授業をしよう!!

新米の時は、文法導入の説明とかうまくできる自信はありませんでした。

だったら、この先生の授業は楽しい〜!!と思ってもらえるものにしようと

思ったのです。

 

導入のイラストも自分で描いて、笑えるものを描く

 

会話の練習も、え?おもろ

みたいなもの

 

だから、準備の時点で私はワクワクしながら

教案書いて、イラストや小物を準備していました。

(毎回の授業ではありませんよ。でも

 心掛けていました)

 

基本、文法解説は大好きで質問が来ると

楽しくて仕方がなく、それは完全にゾーンに入ってました

 

すると、生徒は勝手に引き込まれて

話を聞いていて、なるほど〜となります。

 

そして、楽しかった!という感覚で帰り、その授業が

印象に残ったり、うちで勉強しようという気になったようです。

 

 

これは授業だけでなく

誰かが楽しくってたまらない!という感じで話をしているのを見たら

見ている方もなんか知らんけど楽しい気持ちになりませんか。

なぜだか笑ってる、みたいな。

 

だから、授業をするにも、人前で話すにも

自分が楽しい〜!!という気持ちを発するのがとても大切。

 

そして、そのためにも、日頃からできるだけ

自分の気分は自分で管理できるように

しておくことが大事だなと思います。