アトリエ 風姿花伝さん | ぷかぷか ゆらゆら

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あらがうことなく流れのままに

朝拝のお仲間さんの中に

書をたしなんでらっしゃる方が

いらっしゃいます。

 

十日えびすの頃に

西宮神社さんの

西北にあるギャラリーで

展示されていると

教えていただきました。

 

そのアトリエの名前が

『風姿花伝』

猿楽師の世阿弥さんの

風姿花伝をちょうど、

読み終えたところ

だったので、

不思議な気がして

昇殿参拝させていただいた後

行ってみました。

 

お仲間さんはその日は

いらっしゃらないとのこと

だったのですが

私のことをお店の方に

伝えてくださってたようで

丁寧に説明してくださいました。

 

書なんだけど、

習字の筆ではなく

平らな筆でアートとして

書くので、手直しされることも

あるそうで。

手直しといっても、

元ができてないと

直しようもないよなぁ…と思いながら

どれもとっても素敵な

作品でただただ、感動でした。

 

そして、少し座ってなにげない

雑談を始めたらこれがとっても

面白くてためになりました。

 

特にへぇ~と驚いたのは

小学生のお孫さんが

漢字を覚えるのがどうも

苦手でなかなか書けないそうです。

でも、習字で書かせたら

一発で覚えるそうなんです。

書道ってそんな力もあるんだと

驚きました。

 

筆で書こうと思うと

字をしっかり見るからなのか

集中力がいるからなのか

なにかはわからないですが

なにかしら覚醒するものが

あるのかな?と想像しました。

 

こんな楽しい時間を

いただけたことが感謝です。

 

ご縁というのは

本当に不思議なものだと

思いました。