コンプレックス | 藤本ゲンの「ありがたき幸せ」

藤本ゲンの「ありがたき幸せ」

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精神的なコンプレックス(劣等感)は、




たとえ人が「そんなことないよ。」と言っても、無くなるものではない。




自分自身が、誰か(過去の自分かもしれない)と比べなくなって




自分が自分を否定(卑下)するのをやめて




初めて、手放せるのかもしれない。





また、自分がコンプレックスと思っていることと、逆のことを、他人は思ってたりすることもある。




例えば妻は、出会った頃「自分(妻)には個性がないのがコンプレックスなんだよ。」と言った。




僕から見たら、歩く個性のような女性なのに。





また、自分は根性が無いことに劣等感を持っていることを妻に話した。




しかし妻に「ゲンちゃんは、私から見たら根性の固まりだよ。根性無い人は、甲子園まで歩けないし、富士山登れないと思うけどなー。」と言われて、不思議に思った。




誰かと比べたら、ひょっとして劣っているのかもしれない。




自分が勝手に持った、自分の理想像から比べたら、今の自分は違うのかもしれない。




しかし、それは「今の自分」に、失礼なことのような気がする。




もちろん劣等感が力になることもある。




しかし、自分を否定することは、世界を否定することだと、今は思う。




誰かに言われた否定的な言葉から、自分を守ることは




親友をいじめから守ることと、同じくらいの勇気がいる。




そして、同じ価値がある。




自分をまるごと愛するには、覚悟がいる。




その覚悟を持って初めて、劣等感を持つ自分を愛せるのかもしれない。




劣等感を持つ人の気持ちがわかるのかもしれない。




一生、自分を守り、愛する覚悟があるだろうか。




自分に問う、今。