藤本ゲンの「ありがたき幸せ」

藤本ゲンの「ありがたき幸せ」

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長い趣味の中に「将棋」がある。




中学2年生のときに、休み時間に将棋が流行った。




仲良かった渡辺くんにどうやっても勝てなくて、悔しすぎて中原誠名人(当時)の将棋入門を買った。




そこから将棋にどハマりする。




ピアノを弾く時間のわずかな合間を、将棋の勉強(と読書)で埋めた。




思い返しても、濃い、濃い時間。




高校二年生の時、怖い怖いピアノの先生には極秘で、将棋の大会に出場した。




準決勝で負けたが、県で三位になれたのは自信になった。




今でも、将棋ウォーズというアプリで、一日に数局だけ指す。




実生活では、どちらかというと保守的だが、将棋板の中では攻撃的になる自覚がある。




あしたのジョーの、ノーガード戦法のように、守らず攻めまくるのが好きだ。




仕事では、人が喜んでくれることを意識しているが、




将棋では、人が嫌がることを考えぬく。




自分にとっての、バランスなのだろう。




昔、アプリに課金をして、指し放題にしたことがある。(無課金だと一日3局まで)




たくさん指すと強くなると思っていたが、自分の場合、将棋が雑に粗くなった。




簡単に言えば、あきらめるのが早くなり、粘りがなくなった。(なのですぐ課金をやめた。)




限られた回数だからこそ、あきらめずに粘り倒せる悦びがある。




アプリ将棋を指すときは、事前に妻に一声かける。




妻に話しかけられても、全く聞こえなくなるので、これを忘れると家庭崩壊の危機になる。

(理解してくれる妻に感謝っ🙏)




我を忘れる趣味があるのは、幸せなことだと思う。