東大寺南大門(とうだいじなんだいもん) | 関西の国宝建造物と国宝彫刻(仏像)のすべて

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国宝 東大寺南大門(とうだいじなんだいもん)

鎌倉前期1199年

五間三戸二重門、入母屋造、本瓦葺

平安時代の応和2年(962年)8月に台風で倒壊後、鎌倉時代の正治元年(1199年)に復興されたもの。東大寺中興の祖である俊乗房重源が中国・から伝えた建築様式といわれる大仏様(だいぶつよう、天竺様ともいう)を採用した建築として著名である。大仏様の特色は、と呼ばれる、柱を貫通する水平材を多用して構造を堅固にしていること、天井を張らずに構造材をそのまま見せて装飾としていることなどが挙げられる。門内左右には金剛力士(仁王)像と石造獅子1対(重文)を安置する。上層の正面中央には「大華厳寺」と書かれた扁額が掲げられている。これは古い記録にそのような扁額があったと書かれていたことに基づき、2006年10月10日に行われた「重源上人八百年御遠忌法要」に合わせて新調されたものである。

 

東大寺(とうだいじ)は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺院である。

金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)ともいい、奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺である。「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とし、開山(初代別当)は良弁である。現別当(住職・222世)は狹川普文。

奈良時代には中心堂宇の大仏殿(金堂)のほか、東西2つの七重塔(推定高さ約70メートル以上)を含む大伽藍が整備されたが、中世以降、2度の兵火で多くの建物を焼失した。現存する大仏は、台座(蓮華座)などの一部に当初の部分を残すのみであり、また現存する大仏殿は江戸時代の18世紀初頭(元禄時代)の再建で、創建当時の堂に比べ、間口が3分の2に縮小されている。「大仏さん」の寺として、古代から現代に至るまで広い信仰を集め、日本の文化に多大な影響を与えてきた寺院であり、聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置付けられた。

東大寺は1998年古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。

ウィキペディアより

 

東大寺の玄関南大門です。

かの運慶作国宝金剛力士立像はあまりにも有名。

その迫力たるや他では絶対味わえないものだと思います。

 

国宝 木造金剛力士立像

高さ8.4メートルの巨大な木像。建仁3年(1203年)に、わずか69日で造られた。門の向かって右に吽形(うんぎょう、口を閉じた像)、左に阿形(あぎょう、口を開いた像)を安置する。これは一般的な仁王像の安置方法とは左右逆である。『東大寺別当次第』という史料により、本像は建仁3年(1203年)、大仏師運慶、備中法橋(湛慶)、安阿弥陀仏(快慶)、越後法橋(定覚)によって造立されたことが、従来から知られており、阿形像と吽形像の作風の違いから、前者は快慶、後者は運慶が主となって制作したと考えられていた[7]1988年から1993年にかけて造像以来初めての解体修理が実施され、像内からは多数の納入品や墨書が発見された。阿形像の持物の金剛杵の内面には、建仁3年の年紀とともに「大仏師法眼運慶」「अं〔アン、梵字〕阿弥陀仏」(快慶のこと)の名が記され、吽形像の像内に納入されていた『宝篋印陀羅尼経』(ほうきょういんだらにきょう)の奥書には大仏師として「定覚」「湛慶」の名と小仏師12名の名が記されていた[8]。運慶が制作の総指揮に当たったとする点では研究者の意見が一致しているが、阿形像・吽形像の現場での制作を運慶、快慶、定覚、湛慶がどのように分担したかについては解釈が分かれている

 

 

拝観料

 

大仏殿・法華堂・戒壇堂、東大寺ミュージアム、それぞれに入場料がかかります。

 

大仏殿・法華堂・戒壇堂

大人(大学生以上) 600円 団体30名以上 550円

高校生 600円 団体30名以上 500円(教職員は無料)

中学生 600円 団体30名以上 400円(教職員は無料)

小学生 300円 団体30名以上 200円(教職員は無料)

 

心身障碍者施設・養護学校等の団体

 

大人(大学生以上) 275円
高校生 250円
中学生 200円
小学生 100円
混成の場合 職員にお尋ねください

拝観時間

4~10月 7:30~17:30
11~3月 8:00~17:00

東大寺ミュージアム

大人(大学生以上) 600円 団体30名以上 550円

高校生 600円 団体30名以上 500円

中学生 600円 団体30名以上 400円

小学生 300円 団体30名以上 200円

 

セット券(東大寺ミュージアムと大仏殿の共通割引券)

大人(中学生以上) 1000円

小学生 400円

 

拝観時間

4~10月 9:00~17:30
11~3月 9:30~17:00

 

駐車場 あります (有料)

 

〒630-8587 奈良市雑司町406-1 TEL/0742-22-5511

 

東大寺HP

 

アクセス

 

公共交通機関

 

JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分、または
近鉄奈良駅から徒歩約20分

 

 

名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km

 

 

東大寺の国宝建造物一覧

 

東大寺金堂(とうだいじこんどう)大仏殿

東大寺南大門(とうだいじなんだいもん)

東大寺法華堂(とうだいじほっけどう)三月堂

東大寺二月堂(とうだいじにがつどう)

東大寺鐘楼(とうだいじしょうろう)

東大寺開山堂(とうだいじかいざんどう)

東大寺本坊経庫(とうだいじほんぼうきょうこ)

東大寺転害門(とうだいじてがいもん)

 

東大寺の国宝彫刻(仏像)

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