境界線を引くということ | 今できる最高をめざして。

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淡路島・神戸・明石方面を中心に建築の仕事をさせていただいてます。ビジョン実現に向け活動中!いろんな想いをいろんなカタチで投稿していきます。どうぞよろしくお願いいたします。


ひさびさにブログを更新します。

 

最近、頭の中が文章という範疇で伝えるのが難しい状況になっていまして、ブログの更新を躊躇していました。文章力の問題かもしれませんが(笑)

 

先般の出来事です。

 

久々に納税協会の事業で、租税教室の講師として母校に行ってまいりました。

もう講師を引退と決め込んでいたのですが、母校といわれると軽く断ることもできず...

対象は小学6年生ということですが、あらためてみんな礼儀正しく、元気で、とても聡明な感じがしました。

その上で、税金の話をしてもすでに知識があったりで、自分が同じぐらいの年齢の頃とは大きく違うなと感じた次第です。

そんな中で、もともとお話しする予定ではなかった脱税の話を切り口に、自分だけ良かったらいい、自分だけ得ることができたらいいという感覚は、結局は自分の身を滅ぼすといった話をしました。

 

それと小学生の頃の思い出は一生残るものだから、少しでもお互いの対し思いやりをもって欲しいと伝えました。

 

租税教室を終えて数日後、この母校でともに歩んだ私の同級生が急逝しました。

 

同級生を若くして失うのは、とても悲しく、またとても寂しい...


かくいう私は、これまで思いやりを持てていたか、昔の記憶とともにいろんな想いが浮かんできました。


相手を傷つけると結局は自分も傷つくし、その逆もしかり。

 

そう考えると、なんとなく自分も相手も周りも別々ではなく同じなんだろうな、と感じました。


そこに「自分が、自分が」と境界線を引くのが自我(エゴ)なのではないだろうかと思います。

 

自我に固執すればするほど苦しくなる。

 

そういえば彼は、地元の祭りを盛り上げるために常に走り回っていたなぁ。

それが自分の好きなことではあったけど、自分も周りも笑顔が絶えなかったなぁ。

 

たくさんの思い出とともに、いろんな気づきを与えてくれた友人にありがとうと伝えたいです。