若神子(わかみこ)の七不思議(1) | カンロのブログ

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法徳寺のある北杜市若神子には、「若神子の七不思議」と言われるものがあります。

天気が悪くなると大砲に似た音を出すと言われる「鉄砲岩」。 森羅三郎義光が、突き出た岩の下で雨宿りしたと伝えられる「宿借石」。 この橋を渡ると、甲州金の音がすると言い伝えられる「甲金橋(こうきんばし)」。 若神子城が落城した際、山を降りてきた乳母が、この地まで来たところ石に化けてしまったと言い伝えられる「乳母石(うばいし)」。 岩のでこぼこが子供の足の形に窪んでいることからこの名がついた「稚児が石」。 竹の内部落にあり、昔旅人がこの地に休憩して冷たい清水を頂き、疲れを癒したと伝えられる「赤坂の岩清水」。 そして、指で静かに動かせば動くと言い伝えられる「ゆるぎ石」。

この七不思議の中で、法徳寺を出たすぐの所にあるのが、「ゆるぎ石」といわれる巨岩です。

 

七不思議1.JPG

 

横2メートル90センチ、縦1メートル90センチもある巨岩で、何故こんな巨大な岩が標高600メートルの山上にあるのか、さっぱり分りません。

 

七不思議3.JPG

 

七不思議と言われるだけの事はあると納得せざるを得ませんが、この辺りは、南若神子城があった場所なので、もしかするとお城で使われていた岩かも知れません。

或いは、大昔、天から降ってきた隕石が、そのままの形で残っているのかも知れません。

 

七不思議2.JPG

 

様々な想像を駆り立ててくれるロマン溢れる石ですが、この巨岩には、武田信玄が手をついた時の指の痕が残っていると言うので、見回してみましたが、それらしきものがあちこちにあって、どれが指の痕なのかよく分りませんでした(笑)。