Rainy puddle -3ページ目

Rainy puddle

嬉しいことが上手く書けなくて、切ないことは山ほど浮かぶ。

いつか大好きな人との惚気話を。

必死に取り繕うとした結果、少しだけ嘘をついてしまった。


すっかりメールに縛られることもなくなって

互いのペースが馴染んできてた。

誘えば善処してくれる姿が嬉しくて

まだ焦って答えを聞かなくてもいいって少し開き直ってた。


何度か一緒に過ごすうちに

分かったことがたくさん増えた。

分からないことが例えあったとしても

それが原因で嫌いになることはないと

こっそりどこかで確信してた。


ただこのままだらーっと続いていく関係だとしても

それが活力になっていたのは事実だし

悪いことは何もなかったから

時々弱音を聞いてもらえるならそれでもいいと思ってた。


だからいつも通り夜更かししたお話から始まって

いつものように何でもない話をしながら

いちごを食べて、動物を見てはしゃぐ姿に癒されて

今日も楽しかったねって終わるはずだった。


そしていつもみたいに、ただ帰り際がへたくそなんだと思ってた。


僕の予想を裏切って切り出した「返事」という言葉に

僕は直感で気づいたけれど

最後の最後まで確信できない臆病心が出した答えが

泣かないための予防線でした。


そんな僕を気にもとめず

ただ打ち明けられた答えを前にして何の役にもたたない予防線。


いつもより少し控えめに、「こんな私でよければ、お願いします。」


4ヶ月も待たせたことを詫びられたけど

「あなたとならいいと思えた」と、きちんと考えてくれていたことが分かって

ただ嬉しくて、ただ笑ってた。


実感はなくて、これから急に何かが変わるわけでもないだろうけど

焦らずに少しずつその幸せをかみ締めたいのです。


そしてこのままずっと続けばいいと願うのです。

花より団子を地で行くタイプ。

そんな姿を見ていると、自分がピエロに思えてくる。


たかだか連絡するだけなのにそれが上手く出来なくて

見つけた口実に喜んで飛びつく姿がたまらなく嬉しい。

相変わらずな自分の感情の単純さが少し嫌いで

転がされるほうが幸せなんじゃないかとも思う。


やりたいことは相手に任せて

行きたい場所は自分で選ぶ。

予習したことも上手く生かせなくて

数撃てば当たると信じる愚か者。


結局全ては結果への口実であって

その期間が長引けばじれったくなって我慢できない。

預けた答えはいまだ聞けず

デメリットといえば、あの日以来そういう会話がなくなったこと。


ゴールばかりを見つめても仕方がないので

ささやかな幸せの余韻に逃げ込もうとする悪い癖。

それをどうにか活力にして

また見つけた口実の反応に一喜一憂する。


触れるか触れないかの距離を共有できることは

はたから見れば楽しいと分かっていながら

何故か自覚しようとしない自分。


焦っても少しずつしか分かり合えないというお話。

相手と上手くやる上での取り扱い注意事項。


割とプライベートなことまで話してくれるその断片から

相手のタイミングを憶測して勝手に導き出した結論のおかげで

これから怯む必要がなくなった。

誰にだって体調が悪い時はあるということ。


日を勘違いされていたことに若干ショックはあったけど

そんなことをいちいち気にしていたら身も心も持たないことは重々承知。

ただ少しだけの準備と覚悟を決めて

イメージは最大限にポジティブに。

めずらしく集合時間に余裕を持って到着するくらい

自分の中では大きいということ。


緊張はなくても話術もなくて

いっつもその自由さに救われる。

二人の距離感を探ってる実感がすごく楽しくて

人ごみで見せる表情に全くの悪気はないということ。


実は限界だったことに全く気づけなくて

思った以上に表情に出ないことを少しの罪悪感と共に打ち明けられた。

そんなことを気にせず僕は、いつも子供とするみたいに

掴まれた腕からそっと手を奪った。

思いがけない展開とはいえ何も否定されなかったということ。


少し休んだ後はまたいつもどおりだったけど

ただそれだけで僕は満足でした。

行きより帰りのほうが自然と会話が弾んだ気がする。

二人して帰り際に帰れないのは少し可笑しかった。

大吉とタワーが対峙する結末はまだ分からないまま。


前進を実感できることはとても嬉しいというお話。

理由をこじつけさせたら天下一品である。


不安定で主導権を握られたと錯覚した流れの中で

具体案を示した途端上がる返信速度。

昨日の今日でとんとん拍子、あっという間に週末の予定が埋まる幸せ。


今回もまた素直な気持ちを偽装して

上手い理由が見つからないからよくある常套手段を展開。

予想通りにまんまと釣れて、そんなことすらもネタとして話せる関係。


少しだけ自分に言い聞かせて挑んだ行き先はまた相手任せ。

時々訪れる沈黙は、おかげで怖くなかった。

ただ、まっすぐ見ていた。


狭い店内に職場の人も来ていたとは露知らず

「ずっと見つめてたね」なんて言われて一人だけ体感温度異常値でした。

別に周りが見えなくなってる自覚は微塵もないつもりだったのに。


1週間前に等価交換で打ち明けた内容は

自分の気持ちを確かめさせられる教訓となって返ってきた。

「分からなければ、無くなったときのことを考えればいい。」

そしたらやっぱりまた駄目になりそうだった。だから確信となった。

だけど相応しい理由がまだ見つからない。

それは果たして誰に相応しいものなのか。


ただ何となく少しだけ見栄を張って我慢してみたら

あっという間に1週間が過ぎた。

1週間後に止めてた流れを再開しようとしたら

また変な口実になって笑われてしまいそうだ。

今までにも同じくらい連絡なかった時もあったけど

いつものように届いた返事でまた次の週末が楽しみになる。


視野が狭いから楽しいこともあるというお話。

雪を見てはしゃぐ笑顔を見た直後だった。


別に急ぐ理由なんてなかった。

今じゃなくても良かっただろうし

少し先でも結果は何も変わらなかったと思う。


ただ、時間はもう戻らないと思った。

そしたら少しでも長いほうが幸せかと思って

何の準備もしないまま、半ば成り行きと勢いで

素直に飾らない言葉をこぼした。


今までにない感覚だった。

緊張もない、後悔もない。

まるでさっきまでの何でもない話の延長線上で

冒頭に一言「上手く言えないけれど」をつけて。


今の関係性に不満があったわけじゃない。

むしろ十分すぎた。

けれども僕は消え入る言葉に永遠と安定を求めたのだ。


そしたら、いつになく真剣な表情を見せられる結果となった。


そんな表情をさせてしまったと冗談をこぼす余裕もあったし

そんな姿に怖気づくことなく目を見て笑ってた。


少し困らせてしまったことを詫びたら

「あなたは誠実だね」と笑ってくれた。

僕が伝えたかったことは変わらないための変化と

今までにない心境と環境。

自己満足で終わらせたくないために

少しだけわがままを言わせてもらった。


けれどもそれは、相手も一緒だった。

自分の問題なんだと言い張る顔が

少し寂しげで子供っぽかった。


好きだと言ってもらえないことに嫉妬しなかったし

はっきり楽だと言ってもらえたことはとても嬉しかった。

本当の気持ちを知ることはこんなにも清々しい。


積極的保留だと、今思えば少し可笑しい展開だけど

これも人生初めてだと今後笑って話せるね。

精一杯悩んでくださいと言って別れたあとに

引きずる感情をいつから持ち合わせなくなったのか

自分に生まれた余裕に嬉しくなってまた明日から頑張れる。


初めて友達以上恋人未満の領域に触れたお話。