梅雨時のアトピー | 高知県高知市の漢方薬局 サダ薬局

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高知県高知市の漢方薬局「サダ薬局」はアトピー性皮膚炎や不妊症をはじめ、健康を「動・食・休」から考える漢方相談薬局です。漢方の知恵で「体の根本から健康」のお手伝いをいたします。

気温も上がってきて、木々もより青く、生き生きとしているようです。キラキラ

また梅雨に入り、湿度も上がってきました。アセアセ

 

さて、アトピー性皮膚炎の方で、春先から梅雨時期に体調を崩される場合が多く見られます。ショボーン

中でも多い状況は、むくみが強く、ジュクジュクするタイプです。

 

この悪化の主な原因は、「水の流れの変化」です。

冬の間、人間は汗をかきすぎると、汗とともに体温を奪われてしまうので、毛穴を閉じて汗の発散を抑えようとします。

気温が上がってきてすぐに対応ができる方、つまり汗あせるをかける方は問題ありませんが、汗をほとんどかけない場合は要注意。ビックリマーク

体が熱くなると、必然的にのどが渇きます。ジュース

人は水冷式なので、水分を補給しようとするのですね。

けれども汗がかけないと、皮膚近くでの水分の動きが悪いので、溜まってしまうのです。びっくり

また、外の湿度も高くなる梅雨時には、汗の蒸散も低下するので、なおさら皮膚近くに水が溜まることになります。ガーンガーン

 

漢方ではこのような状況の時、できるだけ溜まった水分を尿や便に流しながら、皮膚を冷まし、少しだけ汗の発散も助けて水分の流れをよくする方法をとります。

 

むくみを感じたら早めに対処することが肝心ですね。!!