今日で、いよいよ退院です。
この2年間で、一体何回入院したか数えてみました
10回入院しており、内訳は九州がんセンター7回、福大筑紫病院2回、済生会二日市病院1回です
そのうち、いわゆるがんの手術での入院は、がんセンターの3回。
食道がん(令和4年3月)、食道がん再発(令和4年9月)、肺転移(令和5年5月)です
残りは、全てイレウスによる救急搬送と 前回のイレウスの手術によるものです
圧倒的にイレウスの緊急入院が多いため、ある日突然に絶食3~5日間という治療受けてきました
退院するときは、大体2~3kg体重が減っています
今回も絶食4日間でした
よく「お腹すきませんか」と聞かれます。
そりゃ、お腹すきますが、さすがに慣れます
当初は、かなり辛かったです
特に大部屋なので、私は点滴しかないのに、他の皆さんには普通に食事が運ばれ食べられます
食欲という煩悩を断ちきる一種の修行のようでした
食事が再開されるときも、重湯からスタートなので、久々の食事の有り難さを食上げされるごとに感じていきます
ですので、極限まで空腹を感じていますので、何でも美味しく頂けます
たまに病院のコンビニへ行くと…
と言いながら、おにぎりやお菓子を買われる方をお見受けすることも多いです
人の味覚はそれぞれなので、否定はしません
私は、何処の病院へ行っても大体空腹の極みから病院食を食べるので、何処の病院食も美味しいと感じてます
たまに、こういう話しになって病院食の美味しさを力説するとドン引きされたこともあり、私の舌ってバカなのかなと悩むこともありました
以前、病院勤務の薬剤師さんと一緒の時にこの話題になって病院食を絶賛していたら…
ということで、イレウスで学んだ結論は使い古された格言のこれです
空腹は、最高のスパイスである
(※詠み人知らず)