コロナ後遺症と漢方薬の勉強会に参加しました! | 富山発 現役薬剤師がお届けするやさしい漢方とハーブ

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こんにちは。

漢方薬剤師のみゆきです。

私の漢方歴についてはこちら

 

 

小太郎漢方主催の漢方の勉強会に参加しました。

 

井斎偉矢先生の

「COVID-19の治療と後遺症対策に漢方を」

 

 

 

 

 

コロナの後遺症、問題になっていますよね。

 

WHO(世界保健機関)では、
「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、
少なくとも2カ月以上持続し、

また、他の疾患による症状として説明がつかないもの
(通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。)」

と、後遺症(post COVID-19 condition)について定義しています。

 

厚生労働省のHPでも、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)についてQ&Aで書いてあります。

 

 

コロナの療養期間が終わった後に、

咳や疲れやすさが残っても、そのうちよくなっていくものもあります。

 

後遺症というよりは、まだ完全に治っていない回復期という感じですね。

 

 

漢方勉強会では、後遺症として見られる症状に対応する漢方薬が

たくさん紹介されました。

 

例えば、

続く倦怠感に補剤と呼ばれる漢方薬、

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

・人参養栄湯(にんじんようえいとう)

といった具合ですね。

 

コロナの後遺症は決して気のせいではないこと、

そして、漢方薬の可能性というのを改めて実感した勉強会でした。