寒さから守る4つのくびれ | 富山発 現役薬剤師がお届けするやさしい漢方・ハーブだより

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こんにちは。

漢方薬剤師のみゆきです。

私の漢方歴についてはこちら

 

 

久しぶりのブログ更新となりました。

 

メルマガはお届けしているものの、

こちらにはアップしなかったりで…(^-^;

 

 

今日はメルマガでもお届けした話題を。

 

 

立冬を迎えて、
まだ「冬」というには早いものの、
「冷え」を感じることが増えましたよね。


「暖房をつけるのは早いけど、なんだか寒い」

そういう時に役立つのが、あったか小物です。


羽織ものやブランケットはもちろん、

私がおすすめするのが
ネックウォーマー、レッグウォーマーなど。


ネックウォーマー=首、
アームウォーマー=手首、
レッグウォーマー=足首、
腹巻=お腹や腰回り

それぞれの場所を温めるもの。


とくに「首」「手首」「足首」の3つの「首」は、
脂肪がつきにくく、

皮膚が薄く、近いところに動脈(血流が多い血管)があるので、
秋冬の寒さの影響を受けて冷えを感じやすくなってしまいます。

でも、逆に、その場所を温めると、
体全体にあったかい血液を効率よく循環させることができます。

さらに、なかなか温まりにくい

指先や足のつま先などの末端もあっためることができる
というわけです。


「首」「手首」「足首」の3つの「首」は、くびれがある場所。

もう一つ、お腹のくびれ=お腹や腰を温めるのも冷え対策になります。

お腹は血流が多く、大切な臓器も集まっています。


漢方でも、お腹=お中(中焦:消化吸収機能)といいます。

お腹の冷えによい漢方薬のひとつに、大建中湯(だいけんちゅうとう)があります。

この「建中」は、「おなかの働きを建てなおす」という意味なんですね^^

お腹が温まると、血流や内臓の働きがよくなって体全体が温まります。


外から寒さが入らないように、
首・手首・足首・腰、
この4つの「首・くびれ」をあっためていきましょう!





個人的には、ネックウォーマーがお気に入りです。

1人で家で過ごすときなど、ちょっと寒さを感じたら
エアコンのスイッチではなく、ネックウォーマーをつけています。

本当にあったかさが違うんですよー。

冬に多い首コリや肩コリにもおすすめです^^


これから迎える寒い冬も元気に過ごしていきましょうね!

 

 

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