こんにちは。
漢方薬剤師のみゆきです。
3月も半ばになり、
春を感じる日が増えてきました。
中学校に続き、
富山市は今日、小学校の卒業式ですね。
うちの子どもたちは見送る側。
以前、ベビーマッサージ講師として
活動していたこともあり、
毎年この時期になると、
あの頃、赤ちゃんだったみんなやお母さんたちを思い出して
懐かしく思っています。
ご卒業おめでとうございます!
だんだんと暖かくなってくると
勤務先の薬局でも花粉症の方が増えてきました。
花粉症といえば、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみがメインですよね。
ただ、この4大症状以外にも、
喉のイガイガ、頭痛、熱っぽさなどいろいろな不調を伴うことがあります。
とくに、三寒四温で気温の変化が激しい春先は、
寒気を伴う花粉症が多くなりがちです。
まさに今の時期ですね。
私自身、何度か寒気を伴うアレルギー症状が出ています(>_<)
どうやら、花粉よりも黄砂に敏感に反応してしまうようで…。
黄砂と強風と薬局で煎じ薬の調剤が多い日が重なると大変!
*煎じ薬の調剤では生薬の粉が舞います(^-^;
鼻がスッキリしないし、
目もちょっとかゆい、
さらに、なぜか寒気がする。
寒気といっても、
風邪で熱の出始めのようなゾクゾクする寒気ではなく、
背中がヒヤッとするような寒気です。
まさに春先のアレルギー症状ですね。
エルダーフラワーなどのハーブティーをのみ、
ユーカリラディアタのアロマバスであたたたまる、
これだけでもスッキリします。
追加で漢方薬をのむこともあります。
鼻水がひどい時は
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、
寒気の方が気になるときは
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を選ぶことが多いです。
こちらの記事に花粉症対策について書いていますので参考にしてください!
寒気がすると、
風邪?コロナ?と心配になるかもしれません。
実は、花粉症やアレルギー症状の全身症状として出ることもあります。
私と同じように寒気を伴う花粉症の症状がある方は
もともと冷えがある方が多いです。
春らしくなってきても油断せずに
冷えに注意して、からだをあたためることを意識してみてくださいね!
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