腎臓病、カリウム・リン摂取について | Happy Life from 相談堂

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こんにちは、相談堂の岡田です。



今日は、簡単にですが「腎臓病」と「カリウム・リン」についてお話をさせていただきます。



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ネフローゼ症候群ではナトリウムやカリウム代謝に欠くことの出来ないホルモン(アルドステロン)の分泌過剰がありカリウムが失われることがあります。

一方、腎不全では濾過量が減り、尿細管での再吸収や排泄機能の障害によって、高カリウム血症の危険がおこります。 この場合はカリウムの制限が必要になります。 また、腎不全によって、糸球体濾過率が、正常の1/4以下になると血液中の無機リン値が上昇します。

このような、高リン酸血症がおこると、腸からのカルシウムの吸収が低下して、低カルシウム血症がおこります。 このような高リン酸血症では、食品中のリン値を制限します。

カリウム・リンが制限される場合、カリウムやリンの高い食品を制限することになるわけですが、カリウムやリンを含むものには蛋白質が多いということもあり、蛋白質制限をしっかりしていれば、通常はカリウム・リンの値は低くなります。


カリウム制限が厳しい場合は、カリウムは水に溶けやすいので「茹でこぼす」「浸水する」などによってカリウムを下げましょう。