新年度の慌ただしさが収まり、
ふと気を抜いた時に感じる
だるさや集中力の続かなさに
ため息をつくことは誰にでもあります
学生であれば、登校しなきゃいけないとわかっているのに登校できない
社会人なら出社がツラい感覚です。
この原因は精神的な弱さではなく
カラダの問題で、脳が混乱しているためなのです。
今回は、いわゆる五月病、不登校やひきこもりの対策についてお伝えしましょう。
世間一般では、不登校やひきこもりは心の問題として捉えている
対策として
環境を変える、
言葉がけを変える、
周囲が気を使う、
本人の言葉を否定しないようなカウンセリングをする
といったことを繰り返します。
これらで改善していればいいですが、
文部科学省の調査によると
不登校児童生徒数は 9 年連続で増加し過去最多となっています!
令和 3 年度で 24 万人いて、
5 年以上のひきこもりが半数を占めている。
50 代になっても部屋から出られない事例も多く、
不登校の 8 割がひきこもりになると言われています
不登校の原因とは?
不登校・ひきこもりは脳が混乱している状態です。
脳の混乱が引き起こす問題は、
子どもであれば
不登校、ひきこもり、うつ、家庭内暴力、注意しても聞かない、注意力散漫、理解力や記憶力の低下、不眠症、すぐキレたり、泣きさけぶ、友達づき合いが下手、ゲーム依存やスマホ依存、発達障害、ADHD など
大人なら
DV、虐待、モラルハラスメント、暴言、悪態、無視、アルコール依存症、ギャンブル依存症、話を聞いてくれない、物忘れがひどい、うつ、思考力低下など
自分の家庭にこのようなことが起これば
ひどく叱ってみたり、
カウンセリングを受けさせたり
いろいろな決まりを作ったり
クスリを飲ませたり
これが個性だからと諦めたり
別居して相手が変わるのを期待したり
離婚を考えたり
お祓いをしたり
高価なツボを買ったりしてみるでしょう
でも、ほとんど成果はありません
まず、
脳そのものの栄養状態を改善させて、機能を正常にもどしてあげることが大切です !
脳の混乱とは脳の栄養失調
不登校の最初はイライラ、過敏な反応です。
友達が悪口を言っている気がする。
先生が無視した気がする。
誰も私の気持ちを分かってくれない!
脳が栄養失調になると、
入ってくる情報が
すべて不快な情報となります !
イライラして怒っているうちは、まだエネルギーがありますが、
笑えないとか表情が無くなるとだいぶ消耗している状態です
不登校の原因の 30%は無気力、これは脳の慢性疲労状態です。
普通の人にとっては何も問題ないような些細なことにも
恐怖を感じて過敏に反応してしまうほど
情緒が混乱しているのです。
情緒が安定してないときにカウンセリングするとすべて不快な情報として入ってくる。よけい反発してしまう。
脳の混乱が長引けばネガティブな感情がいつもつきまとい、
脳はさらに疲弊していき、ついにひきこもりになってしまいます。
これがカウンセリングの落とし穴といえます。
カウンセリングは本人がしっかり聞ける状態になって初めて効果がうまれます。
カウンセリングの前に、脳の栄養失調を改善する。
まずは全身の緊張を解きほぐし、脳の隅々に栄養を送り届けて、
疲弊した脳を立ち直らせる必要があります 。
感情は栄養でできている
「やる気」「意欲」「ほのぼの」
という感情は脳内にドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が十分にあってはじめて発揮できます。
神経伝達物質はアミノ酸、各種ビタミンやミネラルなどの栄養素が揃ってはじめて合成することができます。
現代の食の問題点は、
カロリーは十分な量を摂れていますが
栄養素が不足していることです。
脳に栄養が不足していれば
脳機能を思うように発揮できません。
感情や情操、さらには思考をも乱されるのです
もう一つの問題点は極度に甘い食べ物です。
お菓子やジュース、アイスを日常的に食べている人は情緒不安定になりやすい。
市販のジュースは素早く吸収されるので血糖値は急上昇します。
体は猛烈な勢いでインスリンを大量に分泌するため、血糖値は急下降し、必要以上に低くなります。
この血糖値の乱高下が脳の働きを狂わせています!
過剰な糖ではなく、
本来必要なアミノ酸、酵素、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をしっかり補って
脳のコントロール力を上げることが大事なのです
栄養を補う
りんどうの漢方なら
「壮若」や「翡翠」
「りんどうの葉酸サプリ」
「陽壺」「琥珀」が該当
自律神経症状には漢方で立ち向かう
脳が過敏な状態が続いていると、
腹痛や吐き気などの様々な体調不良が起きてきます。
こういった自律神経症状は情緒の混乱が招いたものです。
選薬された漢方薬で、自律神経症状を取り除き、脳活をサポートします。
漢方薬は体調を整え、回復のスピードを上げてくれる強い味方です。
りんどうの漢方薬なら
背中を押す時期
不登校児には、登校刺激といって背中を押してあげることが必要です。
押してあげないといつまでもそのままです。
その時期とは、脳の混乱、すなわち情緒の混乱がおさまってから
情緒の混乱を鎮めるためのステップ
1、 滋養豊かなサプリメントで栄養を補う
2、漢方薬で自律神経症状に対処する
3、脳の働きを悪くする飲食物を避ける
4、食生活を改善しシンプルなものに変えていく
5、適切な時期に適切な登校刺激やカウンセリングを行う
6、 奇跡はないことを認識して、良いことを淡々と続ける
〈改善の兆候〉
表情が豊かになる
↓
笑顔が増える
↓
グダグダしなくなり行動が増える
↓
目にチカラが出る
↓
口数が増える
↓
受け答えが単語から文章になる
↓
あごの痛みがなくなる疲れが取れる筋肉のハリ・コリ・ツリが軽くなる口内炎がなくなる
改善には、数カ月あるいは年単位の時間を要すこともあります。
体の痛みやだるさがなくなった頃に
カウンセリングを促してみたり、登校刺激をしてみましょう。
本人の調子が良くなると自制心が出てきます。
例えば、
ゲーム依存症で部屋から出ず、お菓子で腹を満たし、夜中もずっとプレイしていた子が、
栄養素を摂るようになってからは、夜は睡眠を取ろうと努力し始めます。
そして体を使うということが大事です !
感覚器官→知覚神経→脳→脊髄→運動神経
という神経系の流れがあるので、
身体を動かすことが中枢神経を刺激します 。
例えば、声が出ないという症状に歩くことを勧めます。
脚の大きな筋肉を使うことが脳への刺激になるからです。
本物の栄養
無気力だったり、イライラしている人たちの体調を整えるための
本物の栄養が、現代社会には必要です。
市販の顆粒出汁の成分は、
調味料(アミノ酸等)、食塩、砂糖類(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、小麦たんぱく発酵調味料です。
要は、塩分と糖分と化学調味料で味を作っています。本物の栄養ではありません
古く鎌倉時代の料理本に「出汁」の記述があるように、
昔から受け継がれてきた方法は、
本当に必要なことだから現代まで続いてきたといえます。
昆布 鰹節 いりこ 椎茸
ひとつ、あるいは組み合わせて
出汁を使って味噌汁や煮物を作ることで
ミネラルやアミノ酸がたっぷりで脳の働きを助け、
出汁の旨味が心を穏やかにしてくれる料理ができあがります。
これが脳が、心が歓ぶ本物の栄養になるのです。
身体の負担を軽くしてあげる配慮が、
自分自身を慈しむことに繋がるのです。
そして、
慌てない
他人を傷つけない
不安を大きくしない
という精神力で毎日を過ごしましょう。
整体の予約はこちら
りんどう妊活コンシェルジュ
藤本 美和恵
(看護師)
26年間、看護師として働いてきましたが、病気になる前に自分の身体をケアし整え、自己免疫力を上げ病気を防ぐことこそが、本当に大切で、必要な知識・技術だと考えるようになりました。子どもを授かるべき女性の「生み出す力」を手助けできることは社会貢献度の高さと共に、個々の幸せにも繋がる素晴らしい仕事だと思い日々お客様に向き合っています。