【社台・サンデー】募集価格は社台が「急騰」、平均価格の過去比較は??? | カンパイ氏の一口馬主ライフ

カンパイ氏の一口馬主ライフ

祝★出資馬アスコリピチェーノ賞金2億円突破!
ライター。一口馬主ライフを楽しむため、2020年からブログ開設。これまで、クラブ誌や有名競馬ブログにも寄稿してきた。独自の分析方法を確立し、毎年主要クラブの募集馬を分析している。

みなさま、こんばんは。

カンパイ氏です。

 

 今日、社台・サンデーTCの23年度募集馬について、募集価格が発表されました!!!

 

 いよいよ、この時期になりましたね。いまから楽しみでウズウズします。

 

 さて、今回は今年の募集馬の平均価格を掲載します!毎年この時期に掲載しているのですが、今年は社台が「とにかく高い!」です。活躍馬が出てきていますから、思い切った値上げに踏み切っている印象ですね。

 

 一方、サンデーは高くはなっていますが、ほぼ平均価格にしてみると「横ばい」です。飛び抜けて高い馬がおらず、1頭あたりの価格が上がっているのですが、平均価格はそんなに変わっていません。

 

 いずれにしても、値上げ傾向が昨年度から続いています。下記に19年度募集からの推移も書いておきますが、わずか4年前でも、大昔の価格のような錯覚に陥ります。

 

 ・・・どうぞご覧ください。

 

【今年度募集(22年産馬)】

■社台

関東:総額14億2600万円(40頭)

 → 1頭平均3565万円(前年比+339万円)

関西:総額20億8000万円(52頭)

 → 1頭平均4000万円(前年比+429万円)

 ★全体1頭平均3810万円前年比+390万円

 

■サンデー

関東:総額20億9200万円(50頭)

 → 1頭平均4184万円(前年比▲640万円)

関西:総額22億8400万円(44頭)

 → 1頭平均5190万円(前年比+819万円)

 ★全体1頭平均4655万円前年比+73万円

 

 こんな具合です。前年比のところを見ていただくとわかりますが、社台は東西ともに急騰しました。1頭あたりの平均価格で、社台の関西馬は4000万円の大台に乗っています。これは、初めてのことではないでしょうか?関東馬も2000万円台だった年もあったのですが、今年度は3565万円にまで上がっていますね。

 

 一方、サンデーは関西馬が急騰していますが、関東馬がその分を吸収し、全体平均では前年比+73万円にとどまっています。

 

 いずれにしても、どんどん手が出ない馬が増えつつあります。そんな中でも良い馬を見つけるべく、今年はより気合を入れて「全頭完全評価(レビュー)」を書きます。みなさま、楽しみにお待ちください!

 

 ちなみに、ご参考に過去4年間の数字を下記に示します。

 

【22年度募集(21年産馬)】

■社台

関東:総額12億2600万円(38頭)

 → 1頭平均3226万円

関西:総額17億5000万円(49頭)

 → 1頭平均3571万円

 ★全体1頭平均3420万円

■サンデー

関東:総額20億9800万円(48頭)

 → 1頭平均4824万円

関西:総額20億2600万円(42頭)

 → 1頭平均4371万円

 ★全体1頭平均4582万円

 

【21年度募集(20年産馬)】

■社台

関東:総額11億2千万円(40頭)

 → 1頭平均2800万円

関西:総額16億2千万円(48頭)

 → 1頭平均3375万円

■サンデー

関東:総額17億2千万円(45頭)

 → 1頭平均3822万円

関西:総額17億8200万円(45頭)

 → 1頭平均3960万円

 

【20年度募集(19年産馬)】

社台

関東:総額11億4400万円(40頭)

 → 1頭平均2860万円

関西:総額16億4400万円(50頭)

 → 1頭平均3288万円

■サンデー

関東:総額17億3千万円(45頭)

 → 1頭平均3844万円

関西:総額18億6千万円(45頭)

 → 1頭平均4133万円

 

【19年度募集(18年産馬)】

■社台

関東:総額11億8200万円(40頭)

 → 1頭平均2955万円

関西:総額16億8千万円(50頭)

 → 1頭平均3360万円

■サンデー

関東:総額18億600万円(45頭)

 → 1頭平均4013万円

関西:総額17億7600万円(39頭)

 → 1頭平均4553万円

 

 ・・・みなさま、価格高騰に負けず、良い馬を見つけましょう!それでは、またブログを書きますね。

 

カンパイ氏